2020年4月に発売(日本未発売)の5G対応スマートフォンHonor 30 Pro+のスペックをまとめ、評価をします。
Honor 30 Pro+はカメラ性能が非常に高いスマートフォンです。「P40 Pro」と同じ1/1.28インチの50MPセンサーを搭載しています。
カメラ以外にも90Hzディスプレイやワイヤレス急速充電など、総合的にも高性能です。
充実したスペックながら、コンパクトで安価な点も魅力です。
今回紹介する製品
メーカー | HUAWEI(ファーウェイ) |
製品名 | Honor 30 Pro+ |
発売日 | 2020年4月21日 (日本未発売) |
価格(税込) | 4999元(約75,800円) |
Honor 30 Pro+のオススメポイント
気になる点
- GMS(グーグルモバイルサービス)を搭載していない
- 防水・防塵性能がおまけ程度
Honor 30 Pro+の特徴・評価
デザイン・質感 | 4.5 |
携帯性 | 4.0 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 4.5 |
バッテリー | 4.0 |
カメラ | 5.0 |
機能性 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
デザイン: 4.5
カメラが売りなだけあって、カメラが強調されたデザインですね。カメラ周りのゴールドの縁取りが上品で美しいです。
ディスプレイ・背面パネルのエッジ部分は曲面となっており、握りやすそうな形状です。
カラーバリエーションは「エメラルドグリーン」・「ミッドナイトブラック」の2色です。
特に「エメラルドグリーン」はスマホでは中々見かけない、個性的で印象に残る色ですね。
携帯性: 4.0
サイズは縦160.32 x 幅73.61 x 厚さ8.38 mmです。
ハイエンドスマホとしては結構コンパクトです。「Pro+」と名の付くHonor 30シリーズの最上位モデルですが、サイズは下位モデルと変わりません。
重さも190gとなっており、スペックの割に軽い印象です。
高性能スマホながら、比較的コンパクト・軽量な点は非常に魅力的ですね。
レスポンス: 5.0
最新のハイエンドCPU「Kirin 990」やRAM 8GBを搭載します。
ストレージは256GBを搭載しています。
ゲームやWEBブラウジングなどのあらゆる作業を余裕でこなせるでしょう。
冷却性能も優れており、VC(Vapor Chamber)液冷システムを採用しています。
発熱を気にすることなくCPUの性能を最大限発揮できますね。
画面表示: 4.5
6.57インチ有機ELディスプレイ(FHD+: 2340 x 1080)を搭載しています。
本体サイズが比較的コンパクトながら、大画面のディスプレイとなっています。
リフレッシュレートは90Hzとなっており、標準的な60Hzのスマホと比較してより滑らかな画面表示が可能です。
ディスプレイ左上に搭載されている、横長のカメラユニットは好みが分かれるかもしれません。
またディスプレイ内には指紋センサーを搭載しており、指紋認証ができます。
バッテリー: 4.0
バッテリー容量は4000mAhです。
4000mAhでも十分かもしれませんが、最近のハイエンドスマホにしてはやや少なめに感じます。軽量化のためにバッテリー容量を抑えているのかもしれません。
USB Type-C経由での急速充電は最大40Wまで対応しています。
さらにワイヤレス充電も最大27Wまで対応しています。
ワイヤレス充電はスマホ最速水準となっており、特に優れている印象です。
カメラ: 5.0
広角 | 5000万画素(F1.9、1/1.28インチ) |
超広角 | 1600万画素(F2.2) |
望遠 | 800万画素(F3.4、光学5倍、OIS) |
Honor 30 Pro+最大の売りであるカメラですが、背面に広角・超広角・望遠の3つを搭載しています。
カメラベンチマーク「DXOMARK」のスマホ部門では、トータルスコア125を記録しており2020年5月時点では世界第二位です。
特に広角カメラの性能が非常に高く、1/1.28インチというスマホ最大級のセンサーを採用しています。このセンサーは世界第一位の「HUAWEI P40 Pro」と同じものです。
超広角カメラは意外にも平凡なスペックとなっています。
望遠カメラは光学5倍ズームとなっており、かなりの高倍率です。さらに、ハイブリッド10倍ズームやデジタル50倍ズームにも対応しています。
超広角カメラの写りは気になりますが、それ以外はスマホ最強と言っても過言ではないでしょう。
さらにカメラ性能を追求するなら、こちらのスマホがオススメ!
→HUAWEI P40 Pro / Pro+ スペックまとめ・評価 | 超大型センサーや光学10倍の5眼カメラ
機能性: 4.5
通信面では最新の5GやWi-Fi6(11ax)に対応しています。
GMS(グーグルモバイルサービス)に対応していない点には注意が必要です。Google Playストアをはじめ、GoogleマップやGmailなどといったGoogle製のアプリが使えないのは不便ですね。
また、IP54の防水・防塵性能を備えています。
防塵性能はそこそこなのですが、防水性能は「水がかかっても大丈夫」程度となっており過度の期待はできません。
外部ストレージは独自規格のHUAWEI NMカードに対応しています。nanoSIMとほぼ同サイズのカードで、nanoSIMとの排他利用が可能です。
コストパフォーマンス: 4.5
スマホトップレベルのカメラをはじめ総合的にハイスペックながら、4999元(約75,800円)の価格はかなりお買い得に感じます。
CPUやディスプレイ・バッテリーなどあらゆる点が優れており、スペック面では防水・防塵性能くらいしか欠点が見当たりません。
間違いなくコストパフォーマンスが高いスマホと言えるでしょう。
Honor 30 Pro+をオススメしたいユーザー
- カメラ性能にこだわりたい
- 最新・最高の性能が欲しい
- 大きすぎない適度なサイズが良い
スペック
メーカー | Huawei(ファーウェイ) |
製品名 | Honor 30 Pro+ |
発売日 | 2020年4月21日 (日本未発売) |
価格(税込) | 4999元(約75,800円) |
OS | MAGIC UI 3.1.0 (Android 10) |
本体サイズ | 縦160.32 x 幅73.61 x 厚さ8.38 mm |
重さ | 190 g |
カラー | エメラルドグリーン ミッドナイトブラック |
ディスプレイサイズ・種類 | 6.57インチ有機EL(90Hz) |
デイスプレイ解像度 | 2340 x 1080ピクセル |
バッテリー容量 | 4000 mAh (最大40W) |
Qi(ワイヤレス充電) | ○(最大27W) |
CPU | HUAWEI Kirin 990 5G |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
外部メモリ | NMカード |
アウトカメラ | 5000万画素(広角、F1.9、1/1.28インチ) 1600万画素(超広角、F2.2) 800万画素(望遠、F3.4、光学5倍、OIS) |
インカメラ | 3200万画素(F2.0) 800万画素(F2.2) |
対応バンド | 5G NR: n1 / n3 / n41(2496-2690MHz) / n77 / n78 / n79 TD-LTE: B34 / B38 / B39 / B40 / B41(2496-2690MHz) FDD LTE: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B6 / B7 / B8 / B9 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 UMTS(WCDMA) / HSPA + / DC-HSDPA: B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 CDMA: BC0 GSM: B2 / B3 / B5 / B8 |
SIMスロット | nanoSIM x 2 (HUAWEI NMカードと排他利用) |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) |
Bluetooth | 5.1 |
USB | Type-C |
NFC | ○ |
防水・防塵 | IP54 |
イヤホンジャック | × |
生体認証 | 指紋(画面内) |
まとめ
【Honor 30 Pro+】は2020年4月にHUAWEI(ファーウェイ)から発売された5G対応スマートフォンです。(日本未発売)
スマホトップレベルのカメラ性能を備えるのはもちろん、ディスプレイやバッテリーなど総合的にも優れています。
サイズも比較的コンパクトで、コスパもかなり良いです。
カメラにこだわりのある人だけでなく、そうでない人にもオススメできる万能スマホです。