2020年3月27日に発売された5G対応スマートフォンZTE Axon 10 Pro 5G(アクソン・テンプロ・ファイブジー)のスペックをまとめ、評価をします。
ZTE Axon 10 Pro 5Gはソフトバンクから発売されています。
5G対応や最新の高性能CPU「Snapdragon 865」を搭載したハイエンドモデルながら、比較的価格が抑えられたお買い得なスマホです。
今回紹介する製品
メーカー | ZTE |
製品名 | Axon 10 Pro 5G |
キャリア | ソフトバンク |
発売日 | 2020年3月27日 |
価格 | 72,720円 |
ZTE Axon 10 Pro 5Gのオススメポイント
気になる点
- スペックの割にRAM容量が少なめ(6GB)
- 防水・防塵に非対応
- おサイフケータイに非対応
ZTE Axon 10 Pro 5Gの特徴・評価
デザイン・質感 | 4.5 |
携帯性 | 4.0 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 4.5 |
バッテリー | 4.0 |
カメラ | 4.5 |
機能性 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
デザイン・質感: 4.5
ディスプレイ・背面パネル共に端が曲面となっていて、握りやすそうですね。
デザインは悪くないのですが、カメラからロゴの配置までHUAWEIのPシリーズのようで新鮮さはあまり感じられません。
カラーバリエーションはブルー1色となっています。
「ブルー」というシンプルな表記ですが、鏡のような光沢のある色となっています。
指紋は目立つでしょうが、なかなかカッコいいと思います。
携帯性: 4.0
サイズは縦159 x 幅73 x 厚さ7.9 mmとなっており、スマートフォンとしてはやや大きめです。
重さは176gとサイズの割に軽量で、十分持ちやすいでしょう。
200g超えのスマホが当たり前になってきた現状を考慮すれば、この重さはかなり魅力的です。
レスポンス: 5.0
最新の高性能CPU「Snapdragon 865」やRAM 6GBを搭載します。
CPUは非常に優れているのですが、RAM容量はやや心細い印象です。
同じCPUを搭載する他社のハイエンドスマホのほとんどはRAM 12GBもしくは8GBとなっています。
基本的にレスポンスに不満を抱くことはないと思いますが、複数アプリ同時起動のようなRAMを多く使用する場面では使用感に差が出てくるかもしれません。
画面表示: 4.5
6.4インチ有機ELディスプレイ(2340 x 1080)を搭載します。
ディスプレイの端が曲面になっているのが特徴です。曲面のおかげで正面から見た時に左右がフレームレスのようで、スタイリッシュですね。
画面占有率は92%となっており、表面はほぼディスプレイが占めています。
ディスプレイ上部にはノッチ(切り欠き)が設けられており、インカメラが備わっています。
またディスプレイ内には指紋センサーが備わっており、指紋認証が可能となっています。
バッテリー: 4.0
バッテリー容量は4000mAhです。
最近のハイエンドスマホとしては特別容量が多いわけではありませんが、十分優れていると思います。
また、ワイヤレス充電にも対応しています。
カメラ: 4.5
- 4800万画素(広角、F1.7)
- 2000万画素(超広角、F2.2)
- 800万画素(望遠、F2.4、光学3倍)
の計3つのカメラを搭載しています。
広角・超広角・望遠を全て搭載しているため、様々なシーンの撮影で活躍しそうです。
ズームは光学3倍・デジタル20倍まで対応しており、遠距離の撮影にも適しています。
動画撮影は4K(3840×2160ドット)サイズまで対応しています。
機能性: 4.0
2020年3月27日からソフトバンクでサービスを開始した5Gに対応しています。
5Gの周波数帯としてはSub6にのみ対応しています。より通信速度の速いミリ波には対応していません。
4G LTEの対応バンド(周波数)は、ソフトバンク以外のプラチナバンドを掴みません。そのためドコモやauの回線では室内や地下・山間部などで繋がりにくい場面が出てきます。
またWi-Fiの規格も進化しており、新たにWi-Fi 6(11ax)に対応しています。通信速度が速いのはもちろん、複数端末接続時にも安定して通信が可能です。
外部ストレージはmicroSDに対応しており、最大2TBの容量まで対応しています。
残念ながら、防水・防塵やおサイフケータイには対応していません。
コストパフォーマンス: 4.5
現状スマホトップの性能を誇るCPU「Snapdragon 865」を搭載しながらも、7万円ちょっとの価格は非常にお買い得に感じます。
発売時は約9万円でしたが、発売後1ヶ月ちょっとでかなり値下がりしています。
CPUをはじめ、カメラやディスプレイはハイエンドを名乗るに相応しい性能です。
値下がりにより、かなりコストバフォーマンスの高いスマホとなりました。
ZTE Axon 10 Pro 5Gをオススメしたいユーザー
- 5G対応や最新・高性能にこだわりたい
- 超広角・望遠カメラで様々なシーンを撮影したい
- 防水・防塵やおサイフケータイが必要ない
スペック
メーカー | ZTE |
製品名 | Axon 10 Pro 5G |
キャリア | ソフトバンク |
発売日 | 2020年3月27日 |
価格 | 72,720円 |
OS | Android 10 |
本体サイズ | 縦159 x 幅73 x 厚さ7.9 mm |
重さ | 176 g |
カラー | ブルー |
ディスプレイサイズ・種類 | 6.4インチ有機EL |
デイスプレイ解像度 | FULL HD+(2340 x 1080ピクセル) |
バッテリー容量 | 4000 mAh |
Qi(ワイヤレス充電) | ○ |
CPU | Snapdragon 865 |
内蔵メモリ | 6 GB RAM / 128 GB ROM |
外部メモリ | microSD(最大2 TB) |
アウトカメラ画素数 | 4800万画素(広角、F1.7) 2000万画素(超広角、F2.2) 800万画素(望遠、F2.4、光学3倍) |
インカメラ画素数 | 2000万画素(F2.0) |
対応バンド | 5G: n77 4G: B1, 2, 3, 4, 8, 12, 17, 28, 38, 39, 40, 41, 42 3G: B1, 2, 4, 8 GSM: 850, 900, 1800, 1900 MHz |
SIMスロット | nanoSIM x 1 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) |
Bluetooth | 5.0 |
USB | Type-C |
おサイフケータイ | × |
NFC | ○ |
防水・防塵 | × |
イヤホンジャック | × |
生体認証 | 指紋 |
まとめ
【ZTE Axon 10 Pro 5G】は2020年3月27日にソフトバンクから発売されました。ZTEのフラッグシップモデルです。
2020年3月からサービス開始された5Gに対応しています。
7万円ちょっとの価格ながら、最新のCPU「Snapdragon 865」を搭載し、ディスプレイやカメラも優れています。
バッテリーも大容量の4000mAhとなっており、十分安心して使えると思います。
防水・防塵やおサイフケータイには対応していないのは残念ですが、ハイエンドを名乗るにふさわしい高性能でお買い得なスマートフォンです。
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