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AQUOS R6のスペックまとめ・評価 | スマホ最大の1インチセンサーを採用したカメラ

AQUOS R6_アイキャッチ画像

AQUOS R6はSHARP(シャープ)のフラッグシップスマホですが、先代モデル(R5G)からはカメラとディスプレイが大きな変更および進化を遂げています。

複数のカメラを搭載していた先代モデルとは異なり、AQUOS R6の背面カメラは一つとシンプルながら大幅なスペック向上を果たしています

また、ディスプレイには液晶ではなく新たに240Hz駆動の有機ELを採用しています。

その他にも高性能CPU「Snapdragon 888」や5000mAh大容量バッテリーなど、とにかくハイスペックなAQUOS R6のスペックや特徴を評価しながら分かりやすく紹介していきます。

AQUOS R6のオススメポイント

超大型1インチセンサー採用のライカ(Leica)監修カメラ
1-240Hzで可変する省エネかつ高画質な有機ELディスプレイ
高速・高精度な指紋センサー「3D Sonic Max」
DAI
カメラはスマホ最大のセンサーかつ、ファーウェイで定評のあるライカ監修ということでかなり期待ができそうです。

気になる点

  • ワイヤレス充電に非対応
  • 先代(R5G)より少ないストレージ(256GB→128GB)
DAI
ワイヤレス充電はハイエンドモデルの多くが搭載しているだけに、できればAQUOS R6にも搭載して欲しかったですね。

 

AQUOS R6の特徴・評価

デザイン 4.5
携帯性 3.5
レスポンス 5.0
ディスプレイ 5.0
バッテリー 5.0
カメラ 5.0
価格 4.0

デザイン・サイズ

AQUOS R6_外観1

単眼の大型カメラが一際目立っています。スマホ最大の1インチセンサーを採用しているだけあって、カメラのサイズが大きいですね。

新たに採用された有機ELディスプレイはエッジがカーブしており、左右のベゼルが目立ちにくいデザインですね。

カラーはブラックとホワイトという、シンプルな2色が用意されています。

サイズは高さ162 x 幅74 x 厚さ9.5mm、重さは207gとなっています。

1インチ大型センサー採用のライカ監修2020万画素カメラ搭載

AQUOS R6_カメラ

AQUOS R6の最大の特徴であるカメラは、スマホ最大の1インチセンサーを採用しています。

大型センサーのおかげでより多くの光を取り込むことができ、階調豊かな表現が可能となっています。

カメラは背面に1つしか搭載されていないのですが、大型センサーを活かして超広角から望遠までカメラ1つでカバーします。

AQUOS R6のカメラはライカと共同開発がされており、高画質での写真撮影が可能です。

チップセットは最上位の「Snapdragon 888」、RAMは12GB

チップセットは最上位の「Snapdragon 888」を搭載しています。

RAMも12GBあり、文句なしの最強スペックですね。

一方のストレージは128GBと、先代のR5G(256GB)から減少しています。

ストレージが128GBへと減少してしまったのは残念ですが、microSDが使えるのは安心です。

1-240Hz駆動の6.6インチ有機ELディスプレイ

AQUOS R6_ディスプレイ

AQUOS R6には「Pro IGZO OLED」という有機ELディスプレイが搭載されています。

リフレッシュレートは最大240Hzと一般的なスマホの4倍ほどの数値となっており、滑らかなスクロール操作や残像を抑えたゲームプレイを可能としてくれます。

240Hzという高リフレッシュレートで動作し続ければ当然バッテリー消費は激しくなりますが、場面に応じて最小1Hzまで可変してくれるため省エネ性能も優れています。

さらに、10億色表示対応かつ最大輝度も2000nitと非常に明るく、画質・見やすさともに高水準なディスプレイですね。

DAI
ディスプレイに液晶が採用され続けてきたAQUOS Rシリーズにも、ついに有機ELが採用されました。

AQUOS史上最大の5000mAh大容量バッテリー

バッテリーは5020mAhと非常に大容量で、AQUOS史上最大となります。

AQUOS R6クラスの高性能CPUや大型ディスプレイはバッテリーを消費しやすいですが、5000mAhもあれば安心ですね。

バッテリー容量は非常に優れている一方で、ハイエンドモデルながらワイヤレス充電に非対応な点は気になります。

最新のiPhoneをはじめ多くのスマホがワイヤレス充電に対応しているため、できればAQUOS R6も対応させて欲しかったですね。

世界最大サイズの画面内指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」

AQUOS R6_指紋センサー

AQUOS R6はディスプレイ内に、スマホとして世界最大サイズの指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」を搭載しています。

指紋の認識範囲は広く、よりセキュリティ面で優れた2本指認証にも対応します。

さらに認識速度が従来機種と比べて2倍であったり、指紋登録も指を一回置くだけで完了するなど新世代の指紋センサーと言えますね。

スペックが進化しつつも先代モデルからの価格上昇は最小限

AQUOS R6の価格はドコモ版が115,632円、ソフトバンク版は133,920円となっています。

ソフトバンク版がドコモ版よりも約18,000円も高価なのは気になりますが、ドコモ版に関して言えばスペックからして十分お買い得です。

ちなみにAQUOS R5Gの発売時の価格はドコモ版が111,672円、ソフトバンク版が129,600円でしたから、先代モデルからの値上げは約4,000円に抑えられています

DAI
1インチセンサー採用のカメラや240Hzの有機ELディスプレイなど、進化幅が大きいにもかかわらず価格上昇は最小限に抑えられていますね。

AQUOS R6のスペック

メーカー SHARP(シャープ)
キャリア ドコモ(SH-51B) ソフトバンク
発売日 2021年6月25日
価格(税込) 115,632円 133,920円
本体サイズ 高さ162 x 幅74 x 厚さ9.5mm
重さ 207g
カラー ブラック、ホワイト
ディスプレイ 6.6インチ有機EL
(2730 x 1260ピクセル)
バッテリー容量 5000mAh
ワイヤレス充電 ×
OS Android 11
CPU Qualcomm Snapdragon 888 5G
RAM・ストレージ 12GB+128GB
外部メモリ microSDXC(最大1TB)
アウトカメラ 有効画素数 約2,020万画素 CMOS
F値1.9レンズ[焦点距離19mm相当] ローライトToF AF
電子式手ブレ補正
インカメラ 有効画素数 約1,260万画素 CMOS
F値2.3レンズ[焦点距離27mm相当]
対応バンド 5G: n78, 79
FDD-LTE: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 19, 20, 21, 28
TDD-LTE: B38, 39, 40, 41, 42
3G: B1, 2, 4, 5, 8
GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
5G: n3, 28, 77, 78
FDD-LTE: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 28
TDD-LTE: B38, 39, 40, 41, 42
3G: B1, 2, 4, 5, 8
GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
SIMカード nanoSIM x 1
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.2
コネクタ USB Type-C
おサイフケータイ/NFC ○/○
防水・防塵 IPX5・IPX8/IP6X
イヤホンジャック
生体認証 指紋、顔
公式サイト AQUOS R6(ドコモ) AQUOS R6(ソフトバンク)

まとめ

AQUOS R6はカメラやディスプレイをはじめ、あらゆる面でスペックが優れているハイエンドスマートフォンです。

背面カメラは1つしか搭載していませんが、センサーサイズは1インチと非常に大きく画質にはかなり期待ができます。

カメラ以外にも、240Hzの有機ELディスプレイや世界最大サイズの指紋センサーといった最新スペックを誇ります。

カメラに徹底的にこだわりながらも、あらゆる面で最新スペックを堪能できる全部入りスマホですね。