サムスンのスマートフォン「Galaxy Note20 Ultra」のスペックをまとめ、評価をします。
Galaxy Noteシリーズならではの「Sペン」を搭載しているのが特徴です。
新たにSペンでApple Pencilと同等のレイテンシ(遅延)を実現しました。
Sペン以外にも120Hz駆動のディスプレイや108MPの高画素カメラなど、全体的に進化しています。
【2020年9月28日更新】au版(SCG06)の情報を追記しました。
今回紹介する製品
メーカー | Samsung(サムスン) |
製品名 | Galaxy Note20 Ultra |
キャリア | au |
型番 | SCG06 |
発売日 | 2020年10月中旬 |
価格 | 未定 グローバル版は1299ドル~(約138,000円) |
Galaxy Note20 Ultraのオススメポイント
気になる点
- スマホにしては高価
- イヤホンジャックを搭載していない
Galaxy Note20 Ultraの特徴・評価
デザイン・質感 | 5.0 |
携帯性 | 3.5 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 5.0 |
バッテリー | 4.5 |
カメラ | 5.0 |
機能性 | 5.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
デザイン・質感: 5.0
前モデルのNote10+に引き続き、スクエアなデザインが特徴です。
Note10+によく似たデザインですが、カメラ周りは新鮮さを感じさせます。
Note20 Ultraには3色のカラーが用意されていますが、ミスティックブロンズはGalaxyシリーズを象徴する新色です。(au版にはミスティックホワイトの設定なし)
ミスティックブロンズの背面ガラスはマットな仕上げとなっており、上品さがありますね。
携帯性: 3.5
サイズは縦164.8 x 幅77.2 x 厚さ8.1 mmです。
かなり幅が広いので片手での操作は厳しいでしょうが、Sペンを使う前提であれば問題ないでしょう。
重さは208gと決して軽くはありませんが、サイズを考えれば仕方ないですね。
携帯性に関しては、Noteシリーズならではの幅の広さに馴染めるかどうかがポイントだと思います。
レスポンス: 5.0
CPUは最新の「Snapdragon 865 Plus」を搭載します。RAMは12GB、ストレージは256GBとなります。
性能はスマホトップクラスとなっており、最新のゲームをはじめあらゆるアプリが快適に動作するでしょう。
画面表示: 5.0
6.9インチ有機ELディスプレイ(3088 x 1440)を搭載しています。
リフレッシュレート120Hzに対応しており、非常に滑らかな表示が可能です。新たに、リフレッシュレートの自動変更してバッテリー消費を抑える機能も搭載しています。
さらにGalaxy史上最も明るい、最大輝度1500nitsを達成しています。昼間の明るい環境でも見やすいディスプレイとなっています。
ディスプレイ下部には、超音波指紋センサーを搭載しています。
バッテリー: 4.5
バッテリー容量は4500mAhです。
Note10+から200mAh増量してはいますが、サイズの近いS20 Ultraよりは500mAh少ないです。
ディスプレイのリフレッシュレート自動変更によるバッテリー持ちの向上に期待したいですね。
急速充電は最大25Wまで対応しており、30分で50%の充電が可能です。
ワイヤレス充電にも対応しています。他のワイヤレス充電対応デバイスに給電することもできます。
カメラ: 5.0
背面カメラ | 108MP(広角、F1.8、1/1.33インチ、OIS) 12MP(超広角、F2.2、画角120°) 12MP(望遠、F3.0、光学5倍、OIS) レーザーAFセンサー |
前面カメラ | 10MP(F2.2、1.22μm) |
背面カメラはS20 Ultraに近い構成です。
メインの広角カメラには108MPの高画素センサーを採用しています。超広角カメラもS20 Ultraと同仕様ですね。
Note20 Ultraでは新たにレーザーAFセンサーを搭載しており、S20 Ultraで弱点だったAF性能の改善が期待できます。
さらに、望遠カメラも刷新されており新たに光学5倍ズームに対応しました。S20 Ultraのハイブリッドズームからの画質の向上に期待したいですね。
機能性: 5.0
Galaxy Noteシリーズ最大の特徴である「Sペン」も着実に進化しています。
120Hz駆動のディスプレイのおかげで、より自然な書き心地を実現しています。
さらにSペンのレイテンシ(遅延)はApple Pencilと同等の9msにまで短縮されました。
ソフト面でも進化しており、メモアプリ「Galaxy Notes」では新たにPC・タブレット・スマホ間でファイルを同期できるようになりました。
メモと録音を同時に行う機能も搭載され、メモしたワードをタップすれば、その際に録音した音声を再生することができます。
コストパフォーマンス: 3.5
グローバル版の価格は1299ドル(約138,000円)からとなっています。(日本版は未定)
サイズ・スペックの比較的近いS20 Ultraが1399ドルからでしたので、ややお買い得感はあります。
Note20 UltraにはS20 UltraにはないSペンがありますからね。
ただし1299ドルからの価格はスマホとしてはかなり高価で、コスパが特別優れているとは言えない印象です。
Galaxy Note20 Ultraをオススメしたいユーザー
- Sペンでメモを取ったり絵を描きたい
- 高画質な写真や動画を撮影したい
- 大画面でゲームや動画を楽しみたい
スペック
メーカー | Samsung(サムスン) |
製品名 | Galaxy Note20 Ultra |
キャリア | au |
型番 | SCG06 |
発売日 | 2020年10月中旬 |
価格 | 未定 グローンバル版は1299ドル~(約138,000円) |
OS | Android 10 |
本体サイズ | 縦164.8 x 幅77.2 x 厚さ8.1 mm |
重さ | 208 g |
カラー | ミスティックブロンズ ミスティックブラック ミスティックホワイト(au版に設定なし) |
ディスプレイサイズ・種類 | 6.9インチ有機EL (120 Hz) |
デイスプレイ解像度 | Quad HD+(3088 x 1440ピクセル) |
バッテリー容量 | 4500 mAh |
Qi(ワイヤレス充電) | ○ |
CPU | Snapdragon 865 Plus |
内蔵メモリ | 12GB RAM + 256GB ROM |
外部メモリ | microSD(最大1TB) |
アウトカメラ画素数 | 108MP(広角、F1.8、1/1.33インチ、OIS) 12MP(超広角、F2.2、画角120°) 12MP(望遠、F3.0、光学5倍、OIS) レーザーAFセンサー |
インカメラ画素数 | 10MP(F2.2、1.22μm) |
対応バンド | 未定 |
SIMスロット | nanoSIM x 1 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) |
Bluetooth | 5.0 |
USB | Type-C (USB 3.1 Gen 1) |
NFC | ○ |
防水・防塵 | IP68 |
イヤホンジャック | × |
生体認証 | 指紋、顔 |
まとめ
サムスン製のスマートフォン「Galaxy Note20 Ultra」を紹介してきました。
Galaxy Noteシリーズの象徴であるSペンは、レイテンシがApple Pencilと同様の9msにまで低下しました。
その他にも108MPのカメラや120Hzのディスプレイなど全体的に進化しており、欠点がほとんど見当たりません。
サイズと価格さえ問題なければ、間違いなく最高の端末と言えるでしょう。。