サムスンのスマートフォン「Galaxy Z Fold2」のスペックをまとめ、評価をします。
Galaxy Z Fold2は折りたたみ可能のディスプレイを搭載したスマートフォンです。
ディスプレイのベゼルレス化やヒンジの改良など、前モデルからは着実に進化しています。
【2020年9月28日更新】au版(SCG05)の情報を追記しました。
今回紹介する製品
メーカー | Samsung(サムスン) |
製品名 | Galaxy Z Fold2 |
キャリア | au |
発売日 | 2020年11月上旬 |
価格 | 未定 グローバル版は1,999ドル(約212,000円) |
Galaxy Z Fold2のオススメポイント
気になる点
- 非常に高価
- ディスプレイ最上層がプラスチック製
- 防水・防塵に非対応
Galaxy Z Fold2の特徴・評価
デザイン・質感 | 5.0 |
携帯性 | 3.5 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 5.0 |
バッテリー | 3.5 |
カメラ | 4.5 |
機能性 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 3.0 |
デザイン・質感: 5.0
前モデルのGalaxy Foldに引き続き、折りたたみ式を採用しています。
メインディスプレイはノッチが無くなってスッキリし、カバーディスプレイは大きくなってベゼルレス化を果たしています。
カラーバリエーションはミスティックブロンズとミスティックブラック(au版に設定なし)の2色です。
本体カラーに加えてヒンジのカラーも5色から選べるようになりました。
携帯性: 3.5
開いた状態のサイズは縦159.2 x 幅128.2 x 厚さ6.0~6.9 mmです。
折りたたむと幅68mm、厚さ13.8~16.8mmとなります。
折りたたんだ状態だとやや分厚いものの、一般的なスマホのサイズ感ですね。
重さは282gとスマホとしては重めですが、7インチ台のタブレットとしても使えると考えれば十分軽量に感じます。
レスポンス: 5.0
最新のハイエンド向けCPU「Snapdragon 865 Plus」を搭載しています。
RAMは12GB、ストレージは256GBです。
先代のGalaxy Foldは512GBのストレージを搭載していました。非常に高価な端末なだけに、容量の減少はやや気になりますね。
高性能CPU・大容量RAMにより、最新のゲームをはじめあらゆるアプリが快適に動作するでしょう。
画面表示: 5.0
メイン(写真左) | 7.6インチ有機EL |
カバー(写真右) | 6.2インチ有機EL |
Galaxy Z Fold2は2つのディスプレイを搭載しています。
リフレッシュレートは120Hzに対応しており、非常に滑らかな表示が可能です。
メインディスプレイにはUTG(Ultra Thin Glass)と呼ばれる、折りたためる薄いガラスが使用されています。
ただし、実際に指で触れる最上層はプラスチック製のため、傷のつきやすさが心配です。
カバーディスプレイは前モデルからかなり大型化されました。折りたたんた状態でも普通のスマホのように使用できそうですね。
バッテリー: 3.5
バッテリー容量は4500mAhです。
折りたたみ可能な特殊なスマホですが、バッテリー容量自体は特別多くはありません。
メインディスプレイは一般的なスマホと比べてかなり大きいので、バッテリー持ちはやや心配ですね。
カメラ: 4.5
メインカメラ | 12MP(広角、F1.8、1.8μm、OIS) 12MP(超広角、F2.2、1.12μm、画角123°) 12MP(望遠、F2.4、1.0μm、光学2倍、OIS) |
フロントカメラ | 10MP(F2.2、1.22μm) |
カバーカメラ | 10MP(F2.2、1.22μm) |
背面に搭載のメインカメラは広角・超広角・望遠の3眼となっています。
撮影時にはメインディスプレイだけでなく、カバーディスプレイにもプレビュー(撮影画面)を表示することができます。メインカメラを利用したセルフィー(自撮り)が可能となりますね。
画面に角度をつけたフレックスモードでは画面の上半分にプレビュー、下半分に撮影のコントロール画面を表示することができます。
機能性: 4.5
折りたたみスマホの要である「ヒンジ」が改良・進化を果たしています。
前モデルのヒンジからは小型化を果たし、ヒンジ内部のダストを除去する「スイーパー」と呼ばれる機構も搭載されました。
さらに、ヒンジを一定の角度で固定できるようになり利便性が向上しました。
ヒンジを搭載しているということもあり、防水・防塵には非対応です。
コストパフォーマンス: 3.0
Galaxy Z Fold2のグローバル価格は1,999ドル(約212,000円)とスマホとしては非常に高価です。(au版の価格は未定)
折りたたみ可能なディスプレイを搭載するハイエンドスマホですから、どうしても高価になってしまいます。
コスパを気にせず、スマホにお金を掛けられる人向けですね。
Galaxy Z Fold2をオススメしたいユーザー
- 普通のスマホに飽きてしまった
- 大画面でタブレットのような使い方をしたい
- 良い商品であれば価格は気にしない
スペック
メーカー | Samsung(サムスン) |
製品名 | Galaxy Z Fold2 |
キャリア | au |
型番 | SCG05 |
発売日 | 2020年11月上旬 |
価格 | 未定 グローバル版は1,999ドル(約212,000円) |
OS | Android 10 |
本体サイズ | (クローズ時)縦159.2 x 幅68.0 x 厚さ13.8~16.7 mm (オープン時)縦159.2 x 幅128.2 x 厚さ6.1~9.4 mm |
重さ | 282 g |
カラー | ミスティックブラック(au版に設定なし) ミスティックブロンズ |
ディスプレイサイズ・種類 | (メイン)7.6インチ有機EL (カバー)6.2インチ有機EL |
デイスプレイ解像度 | (メイン)QXGA+(2208 x 1768ピクセル) (カバー)HD+(2260 x 816ピクセル) |
バッテリー容量 | 4500 mAh |
Qi(ワイヤレス充電) | ○ |
CPU | Snapdragon 865 Plus |
内蔵メモリ | 12GB RAM + 256GB ROM |
外部メモリ | × |
カメラ画素数(メイン) | 12MP(広角、F1.8、1.8μm、OIS) 12MP(超広角、F2.2、1.12μm、画角123°) 12MP(望遠、F2.4、1.0μm、光学2倍、OIS) |
カメラ画素数(フロント) | 10MP(F2.2、1.22μm) |
カメラ画素数(カバー) | 10MP(F2.2、1.22μm) |
対応バンド | 未定 |
SIMスロット | nanoSIM x 1 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) |
Bluetooth | 5.0 |
USB | Type-C |
NFC | ○ |
防水・防塵 | × |
イヤホンジャック | × |
生体認証 | 指紋、顔 |
まとめ
サムスン製のスマートフォン「Galaxy Z Fold2」を紹介してきました。
サムスン第3弾の折りたたみスマホで、開けばタブレット・閉じればスマホのような使い方ができます。
ディスプレイやヒンジといった、折りたたみスマホに重要な部分は着実に進化しています。
非常に高価ですが、一度は使ってみたいタイプのスマホですね。