iPhone SE(第2世代)を購入しましたので、レビューしていきます。
最新のiPhoneといえばiPhone 15シリーズですが、相変わらず高価です。現行モデルのiPhone SE (第3世代)ですら6万円を超えています。
そこでオススメしたいのがiPhone SE (第2世代)です。
iPhone SE(第2世代)は見た目に新鮮さはないものの、安価かつ今でも十分サクサク動作してくれます。
さらに最新のiPhone 15には無いTouch IDを備えており、ホームボタンに指を載せるだけで認証できます。
それでは早速iPhone SE(第2世代)の特徴や良い点・気になる点を詳しく見ていきましょう。
iPhone SE(第2世代)の基本スペック
発売日 | 2020年4月24日 |
本体サイズ | 縦138.4 x 幅67.3 x 厚さ7.3 mm |
重さ | 148 g |
カラー | ブラック、ホワイト、レッド |
ディスプレイサイズ・種類 | 4.7インチIPS液晶(Retina HD) |
デイスプレイ解像度 | 1334 x 750ピクセル |
Qi(ワイヤレス充電) | ○ |
チップセット | A13 Bionic |
アウトカメラ画素数 | 1200万画素(F1.8) |
インカメラ画素数 | 700万画素(F2.2) |
対応バンド | FDD‑LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66) TD‑LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48) CDMA EV‑DO Rev. A(800、1,900MHz) UMTS/HSPA+/DC‑HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) |
Wi-Fi | 802.11ax Wi‑Fi 6 |
Bluetooth | 5.0 |
おサイフケータイ/NFC | ○/○ |
防水・防塵 | IP67 |
生体認証 | 指紋認証(TouchID) |
新品販売価格(税込) | 64GB:49,280円 128GB:54,780円 256GB:66,880円 |
iPhone SE(第2世代)のオススメポイント
気になる点
- シングルカメラ(広角)かつ夜景撮影はイマイチ
- バッテリー持ちがやや悪い
iPhone SE(第2世代)の評価
デザイン・質感 | 4.0 |
携帯性 | 5.0 |
レスポンス | 3.5 |
ディスプレイ | 3.0 |
バッテリー | 3.0 |
カメラ | 2.5 |
価格 | 5.0 |
デザインはiPhone 8とほぼ同じで新鮮さはない
iPhone 8と全く同じ形状をしており、見慣れたデザインですね。
iPhone SEならではの特徴として、裏面のアップルロゴが中央に位置しています。裏面の「iPhone」の文字も省略され、よりシンプルになりました。
デザインに新鮮さはなく、新しさを求める方には物足りないでしょう。
また、カラーはブラック・ホワイト・レッドの3色が用意されているのですが、私はレッドを選択しました。
ありふれたデザインながらも、レッドという個性的な色を選択することで良い感じに所有欲を満たしてくれますね。
もちろん、ブラックとホワイトも落ち着いた良い色ですよ。
スマホの中では抜群の携帯性
最近のスマホが大型化してきていることもあり、非常にコンパクトに感じます。
両手持ちじゃないと辛い場面は無く、片手で快適に操作できます。
普段はiPhone 15 Pro Maxをメインで使っているので、最初はコンパクトなサイズにやや違和感を覚えましたがすぐに慣れましたね。
古い端末とは思えないほどサクサク動作
見た目に新鮮さがない一方で、プロセッサはiPhone 11と同じ「A13 Bionic」を搭載しており今でも十分サクサク動作してくれます。
原神のような重いゲームも、グラフィック設定を下げることで問題なく遊べます。
ディスプレイはコンパクトだが十分見やすい
ディスプレイサイズは4.7インチと小さく、解像度は1334 x 750とやや荒めです。
しかし、実際に使ってみると4.7インチのサイズに全く不便は感じませんし、解像度の荒さを実感することもありません。
また、ディスプレイには液晶が採用されているのですが、iPhone SEを単体で使用している分には全く不満がありません。
ただしiPhone 15をはじめ有機ELディスプレイのスマホに慣れていると、さすがに発色や明るさの違いを実感させられます。
コンパクトなボディ故にバッテリー持ちはあまり良くない
バッテリー持ちはあまり良くはありません。
動画視聴やゲームをしているとあっという間にバッテリー残量が減っていきます。
大容量バッテリーを搭載した大型スマホと比較すると、どうしてもバッテリー持ちの悪さが気になります。
カメラの画質はそこそこ良いが、シングルカメラはやや不便
カメラもiPhone 8と全く同じ広角カメラが搭載されています。
明るい環境では中々良い画質なのですが、夜景は暗く写ってしまい画質はイマイチですね。
最新のiPhone 15シリーズと比較すると圧倒的な差です。
さらに、背面にはカメラを1つしか搭載しておらず、超広角や望遠カメラがないのは不便に感じます。
Touch IDがあらゆる場面で使いやすくて最高
iPhone SEを選択すべき理由の一つがTouch ID(指紋認証)の搭載です。
最新のiPhone 15シリーズは全モデルFace ID(3D顔認証)を採用しています。しかし、認証の際に顔をフロントカメラに向ける必要があり場面によっては使い勝手が悪いです。
一方のTouch IDはホームボタンに指を乗せるだけですから、あらゆる場面で使い勝手が良いです。
価格はiPhone最安で圧倒的なコストパフォーマンス
iPhone SEはiPhone 15シリーズと比較して圧倒的に安いのが大きなメリットです。
第2世代のiPhone SEの中古相場は価格は128GBモデルですら2万円を切っており、軽く10万円を超えるiPhone 15よりも圧倒的に安く買えてしまいます。
iPhone 15シリーズとの性能差は大きいものの、コストパフォーマンスが優れてかつ今でも快適に使えるiPhoneです。
まとめ
iPhone SE(第2世代)は、見た目はiPhone 8と同じで新鮮さはないのですが今でも十分サクサク動作してくれます。
動作感は、2万円を切る価格で入手できるとは思えないほど快適です。
さらにTouch IDの使い勝手はシチュエーションに左右されず、Face IDにはない快適さがあります。
ただし、カメラやディスプレイは最近のスマホにしては物足りない仕様で、バッテリーもあまり持ちません。
気になる点はあるものの、中古価格1万円台で快適に動作するiPhoneが手に入れられるのはかなりお買い得ですよ。