Razer(レイザー)のワイヤレスゲーミングマウス「Basilisk Ultimate」(バシリスク アルティメット)を購入・使用しましたのでレビューします。
Basilisk Ultimateは2019年12月にRazerから発売されたゲーミングマウスの最上位モデルです。
従来のワイヤレスよりも25%高速で、解像度20000DPI・トラッキング速度650IPSというゲーミングマウス最高レベルの性能を誇ります。
非常に高価なマウスですが、価格に見合う性能・使いやすさで満足度は高いですよ。
今回レビューする製品
製品名 | Basilisk Ultimate |
メーカー | Razer(レイザー) |
ジャンル | ワイヤレスゲーミングマウス |
発売日 | 2019年12月20日 |
価格(税込) | 19,800円 |
Razer Basilisk Ultimateのオススメポイント
気になる点
- マウスとしては非常に高価
- 右手専用デザインのため左手では使えない
Razer Basilisk Ultimateの評価
デザイン・質感 | 5.0 |
動作精度 | 5.0 |
フィット感 | 5.0 |
耐久性 | 5.0 |
静音性 | 4.0 |
機能性 | 5.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
デザイン・質感: 5.0
左右非対称の「エルゴノミクスデザイン」は握りやすさだけでなく、立体的な見た目でカッコいいですね。
マウス表面はプラスチッキーな安っぽさは全く感じられず、マットで上質な仕上がりです。
左右側面のラバー部分も同様に上質で、プラスチック部分と上手いことマッチしています。
また、マウスと充電ドックはRGBライティングに対応しており、光っている姿は非常にカッコいいですよ。
Razerのライティングシステム「Razer Chroma」を使えば対応機器のライティングを同期させることもできます。
動作精度: 5.0
ワイヤレスマウスですが、遅延は全く感じられず意のままに動いてくれて非常に快適です。正直ワイヤレスマウスを使っているようには感じられません。
Razerによれば実際に他のワイヤレスゲーミングマウスと比較して25%高速で、遅延が非常に少なくなっているとのことです。
さらに、最大解像度20000DPI(ドット・パー・インチ)、最大認識速度650IPS(インチ/秒)という最高レベルの性能も魅力です。
ここまでの性能は使いきれませんが、滑らかで快適に動いてくれるのは確かに実感できます。細かな操作も正確に行いやすいですね。
フィット感: 5.0
右手に特化した、左右非対称の「エルゴノミクスデザイン」は上手いことフィットして非常に握りやすいです。
親指部分が凹んでいたり、右クリックボタンが長くなっているなど握りやすさに直結する形状が嬉しいですね。
さらに左右側面がラバーとなっているため、滑ることなくしっかり握れます。
大きさも絶妙で、マウスを握ると来るべき位置に指が来てくれます。
手のひらとマウスの間に無駄な隙間も発生せず、安定感は抜群です。
耐久性: 5.0
非常に高価なマウスなのですが、耐久性が高くて安心して使えるのが満足しているポイントです。
左右クリックボタンには新たに光学式スイッチが採用されています。電気信号の送信に物理的な接触が必要ないため、非常に耐久性が高くなっているんですよ。
従来のメカニカルスイッチの約40%アップとなる7000万回クリックに対応しています。
さらに耐久性が高いだけでなく、応答時間が従来の3倍の速さになっているのもオススメできるポイントです。
長いこと使っているわけではないので実際に耐久がどうなのかは分かりませんが、スペック上はかなり安心して使えそうですね。
静音性: 4.0
左右クリックボタンが採用している光学式スイッチは、従来のメカニカルスイッチよりも静かですね。
「カチカチ」というクリック音はするのですが、抵抗が少なく音も小さいです。
静音マウスを謳う製品に比べれば普通に音がしますが、うるさいと感じる人はあまりいないと思いますよ。
機能性: 5.0
計12のボタンを搭載し、そのうち11個がプログラム可能となっています。それぞれのボタンに好きな機能を割り当てられるのは便利ですね。
また、DPIを5段階設定しておくことができたり、トラッキングディスタンスの設定などカスタマイズ性の高さは魅力的です。
カスタマイズした設定内容は、最大5つのプロファイルとしてマウス本体に保存することができます。
プレイするゲームごとに保存することができて、非常に便利ですよ。
また、バッテリー面も利便性が高く満足しています。
内蔵バッテリーのため電池を交換する必要はありませんし、専用の充電ドックが非常に便利ですからね。
充電コードを直接マウスに繋いで充電するのではなく、ただ充電ドックに置くだけですから楽ですよ。
コストパフォーマンス: 3.5
19,800円という価格はマウスとしては非常に高価です。
下位モデルの「Basilisk X HyperSpeed」は約7000円で購入でき、十分高性能ですからね。
下位モデルにコストパフォーマンスは劣りますが、光学式スイッチやRGBライティングなど最上位モデルにしかない唯一無二の特徴は魅力的です。
価格は高いと思いましたが、性能を妥協したくなかったので満足度は高いですよ。
スペック
製品名 | Basilisk Ultimate |
メーカー | Razer(レイザー) |
発売日 | 2019年12月20日 |
価格(税込) | 19,800円 |
サイズ | 130mm(長さ) × 60mm(グリップ幅) × 42mm(高さ) |
重さ | 107 g(ケーブルを除く) |
センサー | Razer Focus+ オプティカルセンサー |
接続方式 | 有線およびワイヤレス(2.4 GHz) |
解像度 | 20,000 DPI |
最大認識速度 | 650 IPS |
最大加速度 | 50 G |
ポーリングレート | 1000 Hz |
ボタン数 | 12 |
オンボードメモリ | 5つのプロファイルを保存可能 |
バッテリー持続時間 | 約100時間(ライティング不使用時) |
RGBライティング | Razer Chroma 対応 |
互換性 | Razer Synapse 3 対応 Razer マウス充電ドック対応 |
まとめ
「Basilisk Ultimate」(バシリスク アルティメット)はRazer(レイザー)最上位のワイヤレスゲーミングマウスです。
耐久性に優れた光学式スイッチや、20000DPI・650IPSといった最新・最高性能のマウスです。
まるで自分の体の一部のように、意のままに操作することができます。
性能が高いのはもちろん、非常に握りやすい形状なのもオススメポイントです。
価格が非常に高いので万人にはオススメできませんが、性能・耐久性が良くてカッコ良く光ってくれる最高のマウスです。