Xiaomi(シャオミ)のスマートフォン「Mi 10 Ultra」のスペックをまとめ、評価をします。
シャオミ10周年を記念したフラッグシップスマホで、Ultraという名の付いたかなり高スペックなモデルとなっています。
120倍ズーム・120W充電・120Hzディスプレイと、「120」という数字がMi 10 Ultraの性能の高さを物語っています。
今回紹介する製品
メーカー | Xiaomi(シャオミ) |
製品名 | Mi 10 Ultra |
発売日 | 2020年8月16日(中国) |
価格 | [8GB+128GB] 5299元(約81,500円) [8GB+256GB] 5599元(約86,000円) [12GB+256GB] 5999元(約92,200円) [16GB+512GB] 6999元(約107,600円) |
Mi 10 Ultraのオススメポイント
気になる点
- 発売時点で最新のCPUではない(Snapdragon 865)
- 防水・防塵に非対応
- スマホの中では重め(221.8g)
Mi 10 Ultraの特徴・評価
デザイン・質感 | 4.5 |
携帯性 | 3.5 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 4.5 |
バッテリー | 5.0 |
カメラ | 5.0 |
機能性 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
デザイン・質感: 4.5
縦に並んだ4眼カメラが特徴的ですね。
特に120倍ズーム対応の望遠カメラはシルバーで縁取られており、存在感があります。
カラーはオブシディアンブラック、マーキュリーシルバー、透明版の3色です。
どの色も光沢感がありますが、マーキュリーシルバーは鏡のような質感となっています。
携帯性: 3.5
サイズは縦162.38 x 幅75.04 x 厚さ9.45 mmです。
特別大きいわけではありませんが、厚さは結構ありますね。
重さは221.8gと、かなり重めです。
サイズは問題ありませんが、重さは気になるかもしれませんね。
レスポンス: 5.0
ハイエンド向けCPU「Snapdragon 865」を搭載します。
RAMは8GB・12GB・16GB(LPDDR5)、ストレージは128GB・256GB・512GB(UFS3.1)のいずれかとなります。
スマホトップクラスの十分な性能ではあるのですが、最新の「Snapdragon 865 Plus」を搭載していない点は気になります。
VC液冷システムを搭載しているため冷却性能は安心です。
画面表示: 4.5
6.67インチ有機ELディスプレイを搭載しています。
解像度はスタンダードなFHD+(2340 x 1080)にとどまるものの、ハイスペックなディスプレイとなっています。
リフレッシュレート120Hz・タッチサンプリングレート240Hzに対応しており、非常に滑らかな表示かつ操作が可能です。
さらに10億色(10bit)表示可能で色再現性も高く、美しく映像を楽しむことができます。
バッテリー: 5.0
スマホ最速の120W急速充電に対応しているのが特徴です。
バッテリー容量は4500mAhですが、わずか5分で41%・23分で100%のフル充電が可能です。信じられないほど高速ですね。
また、ワイヤレス充電も50Wと非常に高速で、わずか40分で100%まで充電できます。50Wといえば、有線充電を含めてもかなり高速ですから驚きです。
さらに、最大10Wで他のワイヤレス充電対応デバイスに給電することもできます。
カメラ: 5.0
背面カメラ | 48MP(広角、F1.85、1/1.32インチ、OIS) 20MP(超広角、F2.2、画角128°) 48MP(望遠、F4.1、光学5倍、OIS) 12MP(望遠、F2.0、光学2倍) |
前面カメラ | 20MP |
背面には広角・超広角・望遠 x 2の4眼カメラを搭載しています。
カメラのベンチマーク「DXOMARK」のスマホ部門で世界第1位(2020年8月16日現在)のスコア130を記録するほどの性能です。
圧倒的なズーム性能を備えており、最大120倍ズームに対応します。スマホの中では一歩抜きん出ていますね。
メインの48MP広角カメラには1/1.32の大型センサーを採用しており、暗いシーンでもクオリティの高い写真を撮影できます。
超広角カメラも画角128°と非常に広範囲を撮影できます。
機能性: 4.5
DSDV(2回線同時待受)や最新の通信規格である5GやWi-Fi6に対応しています。
中国向けなので4Gの対応周波数は限定的です。日本だとソフトバンクやワイモバイルであれば快適に使うことができます。
生体認証は指紋(画面内)と顔に対応しています。
防水・防塵やmicroSDには対応していません。
コストパフォーマンス: 4.0
価格はRAMとストレージの組み合わせによって異なっており、5299元(約81,500円)から6999元(約107,600円)となっています。
120倍ズームや120W充電など、最先端のスペックながら安価でお買い得ですね。
シャオミで一番高価な端末ではありますが、コストパフォーマンスは優れていると言えます。
Mi 10 Ultraをオススメしたいユーザー
- 高画質・高倍率ズームで写真撮影したい
- 滑らかで綺麗なディスプレイがいい
- 充電速度にこだわりたい
スペック
メーカー | Xiaomi(シャオミ) |
製品名 | Mi 10 Ultra |
発売日 | 2020年8月16日(中国) |
価格 | [8GB+128GB] 5299元(約81,500円) [8GB+256GB] 5599元(約86,000円) [12GB+256GB] 5999元(約92,200円) [16GB+512GB] 6999元(約107,600円) |
OS | MIUI 12 (Android 10) |
本体サイズ | 縦162.38 x 幅75.04 x 厚さ9.45 mm |
重さ | 221.8 g |
カラー | オブシディアンブラック マーキュリーシルバー 透明版 |
ディスプレイサイズ・種類 | 6.67インチ有機EL (120 Hz) |
デイスプレイ解像度 | FHD+(2340 x 1080ピクセル) |
バッテリー容量 | 4500 mAh(120W急速充電) |
Qi(ワイヤレス充電) | ○(50W) |
CPU | Snapdragon 865 |
内蔵メモリ | 8GB+128GB, 8GB+256GB, 12GB+256GB, 16GB+512GB |
外部メモリ | × |
アウトカメラ画素数 | 48MP(広角、F1.85、1/1.32インチ、OIS) 20MP(超広角、F2.2、画角128°) 48MP(望遠、F4.1、光学5倍、OIS) 12MP(望遠、F2.0、光学2倍) |
インカメラ画素数 | 20MP |
対応バンド | 5G: n1, n3, n41, n78, n79 FDD-LTE: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17 TDD-LTE: B34, 38, 39, 40, 41 WCDMA: B1, 2, 4, 5, 8 GSM: B2, 3, 5, 8 |
SIMスロット | nanoSIM x 2 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) |
Bluetooth | 5.1 |
USB | Type-C |
NFC | ○ |
防水・防塵 | × |
イヤホンジャック | × |
生体認証 | 指紋、顔 |
まとめ
Xiaomi(シャオミ)のフラッグシップスマホである「Mi 10 Ultra」を紹介してきました。
120倍ズーム・120W充電・120Hzディスプレイと、「120」という数字がMi 10 Ultraを特徴付けています。
特にカメラと急速充電は他のスマホを圧倒する性能となっています。
スペックの割に価格も安い、最先端の性能を体感できるスマホですね。