「Xiaomi Mi 11」のスペックをまとめ、評価をします。
Mi 11はMi 10の後継モデルとなっており、高性能CPU「Snapdragon 888」を搭載しているのが特徴です。
ディスプレイは120Hz駆動の6.81インチ有機ELを搭載し、アウトカメラには1億800万画素の広角カメラを採用しています。
さらにHarman Kardonとコラボしたステレオスピーカーや50Wのワイヤレス急速充電など、スペックに抜かりはありません。
ハイスペックながら3999元(約63,200円)からの安さも魅力的なスマートフォンです。
Xiaomi Mi 11のオススメポイント
気になる点
- 望遠カメラを搭載していない
- 防水・防塵には非対応
Xiaomi Mi 11の特徴・評価
デザイン | 4.5 |
携帯性 | 3.5 |
レスポンス | 5.0 |
ディスプレイ | 5.0 |
バッテリー | 4.5 |
カメラ | 4.5 |
価格 | 4.5 |
背面パネルにはガラスもしくはレザー(革)を採用

Mi 11には背面パネルにガラスもしくはレザー(革)が採用されています。

ガラスモデルのカラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色です。

革モデルのカラーはカーキ、スモークパープルの2色です。
さらにシャオミのCEOである雷軍のサインが印字された、特別カラーのスペシャルエディションも台数限定で用意されています。
サイズは縦長だが幅が抑えられており持ちやすい
サイズと重さはガラスモデルと革モデルでやや異なります。
サイズはガラスモデルが縦164.3 x 幅74.6 x 厚さ8.06mmで、革モデルだと厚さが8.56mmとやや厚みが増します。
スマホの中ではかなり縦長なボディですが、幅は片手でも操作しやすいサイズに抑えられています。
重さはガラスモデルが196g、革モデルが194gと両モデルとも200g以内に収まっており、サイズの割には軽量ですね。
CPUは最新・最上位の「Snapdragon 888」をいち早く採用
CPUはハイエンド向けの「Snapdragon 888」を世界に先駆けていち早く搭載しています。
AnTuTuベンチマーク(v8)のスコアは約75万点となっており、iPhone 12 Pro Maxをも置き去りにする圧倒的な高性能CPUです。
現状スマホ最強の性能となっており、あらゆるアプリが快適に動作するでしょう。
RAMは8GBもしくは12GBが用意されており、余裕のある容量です。
6.81インチ有機ELディスプレイは120Hz駆動&WQHD
ディスプレイは6.81インチの有機ELを採用しています。最新のゴリラガラスが採用されており、耐落下性やスクラッチ耐性が改善されています。
リフレッシュレートは120Hzと非常に滑らかで、解像度もWQHD+(3200 x 1440)と非常に高精細です。
ディスプレイのエッジは左右だけでなく上下もカーブしています。
色再現性をはじめ画質は非常に良く、ディスプレイの評価機関「DisplayMate」の評価はスマホ最高のA+を獲得しています。
Harman Kardonとコラボしたステレオスピーカーを搭載
Mi 11にはオーディオ機器ブランドの「Harman Kardon」とコラボしたステレオスピーカーが搭載されています。
動画、ゲーム、音楽を迫力ある音で楽しむことができます。
4600mAhバッテリーは50Wのワイヤレス急速充電に対応
バッテリーは大容量の4600mAhを搭載しています。
急速充電は有線が55Wと高速ですが、ワイヤレスも50Wと有線並みに高速です。
100%の充電にかかる時間は有線が45分、ワイヤレスでもわずか53分です。
1/1.33インチ大型センサー採用の1億800万画素広角カメラを搭載
背面には広角+超広角+マクロのトリプルカメラを搭載しています。
メインの広角カメラは1/1.33インチの大型センサーを採用しており、1億800万画素もあります。
1300万画素の超広角カメラは画角123°の広範囲を撮影できます。
広角と超広角に加えて、500万画素のマクロカメラも搭載しています。
対応バンドは日本国内キャリアに完全対応
対応バンド一覧
5G | n1, n3, n28a, n41, n77, n78, n79 |
4G | B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B20, B26, B28A, B34, B38, B39, B40, B41, B42 |
3G | B1, B2, B4, B5, B6, B8, B19 |
GSM | 850, 900, 1800, 1900MHz |
各キャリアの4Gバンド対応状況は?
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
4G対応バンドは日本国内の全キャリアに完全対応しています。
Mi 11は現状中国のみでしか発売されていませんが、そのまま日本で発売できそうな対応バンドですね。
5Gも日本で使用されているバンドに対応しています。
価格は約6.3万円からとハイエンドスマホとは思えない安さ
価格は3999元(約63,200円)からと、ハイエンドスマホとしては非常に安いです。
最上位の12GB+256GBですら4699元(約74,300円)で買えてしまいます。
スペックは現状スマホ最高レベルなので、コスパはかなり優れていると言えます。
Xiaomi Mi 11のセール情報
8GB + 128GB モデル
GearBest:835.99ドル
→Xiaomi Mi 11 8GB + 128GB (GearBest)
Xiaomi Mi 11のスペック
メーカー | Xiaomi(シャオミ) |
発売日 | 2021年1月 |
価格 | 8GB+128GB: 3999元(約63,200円) 8GB+256GB: 4299元(約67,800円) 12GB+256GB: 4699元(約74,300円) |
本体サイズ | 縦164.3 x 幅74.6 x 厚さ8.06mm(ガラスモデル) 縦164.3 x 幅74.6 x 厚さ8.56mm(革モデル) |
重さ | 196g(ガラスモデル) 194g(革モデル) |
カラー | ブラック、ホワイト、ブルー、スペシャルエディション(ガラスモデル) カーキ、スモークパープル(革モデル) |
ディスプレイ | 6.81インチ有機EL (3200 x 1440ピクセル) |
バッテリー容量 | 4600mAh(55W有線急速充電対応) |
ワイヤレス充電 | ○(50W急速充電) |
OS | MIUI 12(Android 11) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 |
RAM・ストレージ | 8GB + 128GB、8GB + 256GB、12GB + 256GB |
外部メモリ | × |
アウトカメラ | 1億800万画素(広角、f/1.85、1/1.33インチ) 1300万画素(超広角、f/2.4、画角123°) 500万画素(マクロ) |
インカメラ | 2000万画素 |
対応バンド | 5G: n1, n3, n28a, n41, n77, n78, n79 LTE: B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B20, B26, B28A, B34, B38, B39, B40, B41, B42 3G: B1, B2, B4, B5, B6, B8, B19 GSM: 900, 1800, 1900 MHz |
SIMカード | nanoSIM x 2 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.2 |
コネクタ | USB Type-C |
おサイフケータイ/NFC | ×/○ |
防水・防塵 | × |
イヤホンジャック | × |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
公式サイト | Xiaomi Mi 11(中国) |
まとめ
Mi 11はXiaomi(シャオミ)が2021年に発売するハイエンドスマホの第一弾です。
CPUは最新・最上位の「Snapdragon 888」を世界に先駆けて採用しており、スマホとしては現状最強の性能を誇ります。
120Hzの有機ELディスプレイや1億800万画素のカメラなど、CPU以外のスペックにも抜かりはありません。
対応バンドは5G・4Gともに国内キャリア全てに対応しており、日本での発売にも期待したいスマートフォンです。