nubia RedMagic 5Gのスペックをまとめ、評価をします。
「RedMagic 3S」の後継機となっており、CPUやカメラなど全体的に進化しています。
リフレッシュレート144Hzのディスプレイや液冷+空冷の冷却システムなど、ゲーミング性能を重視したモデルとなっています。
今回紹介する製品
メーカー | nubia(ヌビア) |
製品名 | RedMagic 5G |
発売日 | 2020年7月1日 |
価格(税込) | [8GB+128GB] 579ドル(約62,000円) [12GB+256GB] 649ドル(約69,500円) |
RedMagic 5Gのオススメポイント
気になる点
- スマホにしては大きくて重い
- やや物足りないカメラ性能
RedMagic 5Gの特徴・評価
デザイン・質感 | 4.5 |
携帯性 | 3.0 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 5.0 |
バッテリー | 5.0 |
カメラ | 3.5 |
機能性 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
デザイン: 4.5
シンプルな形状ではありますが、ゲーミングスマホらしい個性的なデザインをしています。
背面はデザインが個性的なだけでなく、RGBライトによって「REDMAGIC」のロゴを光らせることもできます。
側面には冷却ファンの通気孔やトリガーボタンが搭載されており、ゲーミングスマホらしさが溢れ出ています。
カラーバリエーションは「エクリプスブラック」・「ホットロッドレッド」・「パルス」の3色です。
特に「パルス」はブルーとレッドが組み合わさっており、独特な雰囲気を醸し出しています。
携帯性: 3.0
サイズは縦168.56 x 幅78 x 厚さ9.75 mmです。
スマホの中ではかなり大きめです。ディスプレイ周囲のベゼル(縁)をもう少し薄くして、サイズを抑えて欲しかったですね。
重さも218gとなっており、結構重めです。
携帯ゲーム機としてではなく、スマホとしてはやや扱いにくいサイズ・重さに感じるかもしれません。
レスポンス: 5.0
最新のハイエンドCPU「Snapdragon 865」やRAM 8GB or 12GBを搭載します。
ゲームやWEBブラウジングなどのあらゆる作業を余裕でこなせるでしょう。
メモリ(RAM)はLPDDR5・ストレージはUFS3.0の最新規格となっており、データ転送速度の高速化につながっています。
冷却性能も優れており、液冷と冷却ファンを組み合わせたシステムを採用しています。
物理的な冷却ファンを搭載しているスマホは珍しく、冷却にかなり力が入っています。
画面表示: 5.0
6.65インチ有機ELディスプレイ(FHD+: 2340 x 1080)を搭載しています。
リフレッシュレートはスマホ最高水準の144Hzとなっています。ライバルから一歩抜きん出た性能で、滑らかな映像表示が可能です。
タッチサンプリングレートも240Hzと優れています。正確なタッチを検知でき、ゲームでも思い通りの操作が可能です。
またディスプレイ内には指紋センサーを搭載しており、指紋認証ができます。
バッテリー: 5.0
バッテリー容量は4500mAhです。
スマホの中ではかなり大容量となっており、バッテリー持ちを心配する必要はなさそうです。
急速充電はスマホ最高水準の最大55Wに対応しています。
ワイヤレス充電には残念ながら対応していません。
カメラ: 3.5
Black Shark 3 | |
広角 | 6400万画素(F1.8、1/1.7インチ) |
超広角 | 800万画素(F2.0) |
マクロ | 200万画素 |
ゲーミングスマホということもあって、ハイエンドモデルの割にはやや物足りないスペックです。
メインの広角カメラは1/1.7インチの大型センサーとなっており、高精細な写真が撮影できます。
超広角やマクロカメラはハイエンドモデルではあまり見かけないセンサーが採用されており、スペックが低めな印象です。
高画質で撮影できる、広角カメラを中心に使用するのが良さそうですね。
機能性: 4.5
ゲーミングスマホならではの機能として、RedMagic 5Gにはゲーム用のトリガーボタンが2つ搭載されています。
さらに、臨場感のあるステレオスピーカーや、「4D Shock」と呼ばれるリアル感のある振動機能を搭載しています。
スマホ単体で快適にゲームができそうですね。
通信面では最新の5GやWi-Fi6(11ax)に対応しています。
その他、防水・防塵やmicroSDには対応していません。
ゲーミングスマホなら、こちらもオススメ!
→Black Shark 3 / 3 Pro スペックまとめ・評価 | ゲーミング性能を追求した高コスパスマホ
コストパフォーマンス: 4.5
[8GB+128GB]モデルが579ドル(約6.2万円)、[12GB+256GB]モデルが649ドル(約7万円)となっています。Snapdragon 865やリフレッシュレート144Hzのディスプレイなど、スペックの割にはかなりお買い得に感じます。
両モデルの差額は約8000円に留まっており、[12GB+256GB]モデルの方がよりコスパが高いように感じます。
RedMagic 5Gをオススメしたいユーザー
- スマホのゲームで積極的に遊びたい
- 最新・最高の性能が欲しい
- カメラ性能をあまり重視しない
スペック
メーカー | nubia(ヌビア) |
製品名 | RedMagic 5 |
発売日 | 2020年7月1日 |
価格(税込) | [8GB+128GB] 629ドル(約62,000円) [12GB+256GB] 649ドル(約69,500円) |
OS | RedMagic OS 3.0 (Android 10.0) |
本体サイズ | 縦168.56 x 幅78 x 厚さ9.75 mm |
重さ | 218 g |
カラー | エクリプスブラック ホットロッドレッド |
ディスプレイサイズ・種類 | 6.65インチ有機EL(144Hz) |
デイスプレイ解像度 | 2340 x 1080ピクセル |
バッテリー容量 | 4500 mAh (最大55W) |
Qi(ワイヤレス充電) | × |
CPU | Snapdragon 865 |
RAM | 8GB / 12GB (LPDDR5) |
ストレージ | 128GB / 256GB (UFS 3.0) |
外部メモリ | × |
アウトカメラ | 6400万画素(広角、F1.8、1/1.7インチ) 800万画素(超広角、F2.0) 200万画素(マクロ) |
インカメラ | 800万画素(F2.0) |
対応バンド | 5G: NR n41/n78 FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B12/B17/B18/B19/B26 TD-LTE: B34/B38/39/40/41 WCDMA: B1/2/4/5/8/19 CDMA/EVDO: BC0/BC1 GSM: 2/3/5/8 |
SIMスロット | nanoSIM x 2 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) |
Bluetooth | 5.1 |
USB | Type-C |
NFC | ○ |
防水・防塵 | × |
イヤホンジャック | ○ |
生体認証 | 指紋(画面内) |
まとめ
【nubia RedMagic 5G】は2020年4月にnubia(ヌビア)から発売された5G対応スマートフォンです。(日本未発売)
リフレッシュレート144Hzのディスプレイや「液冷システム+冷却ファン」を搭載するなど、ゲーミング性能に重点を置いているのが特徴です。
上位の[12GB+256GB]モデルが約7万円で購入でき、高スペックながら非常にお買い得です。
サイズが大きくカメラ性能はやや物足りませんが、スマホでゲームを楽しみたい場合には最高のスマートフォンです。