ASUS(エイスース)のスマートフォン「ROG Phone 3」のスペックをまとめ、評価をします。
ROG Phone 3はASUSのゲーミングブランド「ROG」を名乗るゲーミングスマホです。
最新のハイエンドCPU「Snapdragon 865 Plus」をはじめ、144Hz表示に対応したディスプレイなどゲーミングスマホにふさわしい性能となっています。
今回紹介する製品
メーカー | ASUS(エイスース) | |
製品名 | ROG Phone 3 | ROG Phone 3 Strix Edition |
発売日 | 未定 | |
価格(税込) | [16GB + 512GB]
1099ユーロ(約136,000円) [12GB + 512GB] 999ユーロ(約124,000円) |
[8GB + 256GB] 799ユーロ(約99,000円) |
ROG Phone 3のオススメポイント
気になる点
- かなり大型で重め
- ワイヤレス充電に対応していない
- 防水・防塵に対応していない
ROG Phone 3の特徴・評価
デザイン・質感 | 4.5 |
携帯性 | 3.0 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 5.0 |
バッテリー | 5.0 |
カメラ | 3.5 |
機能性 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
デザイン・質感: 4.5
形状自体はオーソドックスですが、ゲーミングスマホらしく背面のロゴが点灯します。
派手すぎない外観には好感が持てますね。ビジネスシーンでも違和感なく使えそうです。
別売りの「ROG Lighting Armor Case」を装着すれば、より広範囲をドット状に点灯させることができます。
携帯性: 3.0
サイズは縦171 x 幅78 x 厚さ9.85 mmです。
スマホの中ではかなり大きめですね。片手での操作は厳しいでしょう。
重さも240gと、かなり重めです。
携帯ゲーム機としては問題ないサイズ・重さですが、スマホとしてはやや扱いにくいと思います。
レスポンス: 5.0
ROG Phone 3は、最新のハイエンドCPU「Snapdragon 865 Plus」を他のスマホに先駆けていち早く搭載しています。
RAMは12GBもしくは16GB搭載しており、ゲーミングスマホを名乗るにふさわしい性能ですね。
今回のモデルでは、より安価な「ROG Phone 3 Strix Edition」もラインナップされています。
Snapdragon 865やRAM 8GB等、ROG Phone 3よりは若干性能が抑えられています。
冷却性能も優れており、3Dベイパーチャンバーや大型のヒートシンク(前モデル比: 6倍)を搭載しています。
さらに、付属の外付けクーラー「AeroActive Cooler3」を装着すれば、クーラーなしの状態と比較して表面温度を最大4℃下げることができます。
画面表示: 5.0
6.59インチ有機ELディスプレイ(2340 x 1080)を搭載しています。
リフレッシュレートはスマホ最高峰の144Hzに対応しています。滑らかな映像表示で快適にゲームができそうです。
さらに270Hzのタッチサンプリングレート(入力感度)や25msのタッチレイテンシ(遅延)など、ゲーミング性能を追求した仕様となっています。
バッテリー: 5.0
バッテリー容量は6000mAhです。
スマホとしては圧倒的な大容量となっており、長時間のゲームプレイも安心です。
急速充電はQuick Charge 4.0とUSB PDに対応しています。
ワイヤレス充電には残念ながら対応していません。ゲームプレイには適さないので搭載されなかったのでしょう。
カメラ: 3.5
広角 | 6400万画素(F1.8、1/1.7インチ) |
超広角 | 1300万画素(画角125°) |
マクロ | 500万画素 |
広角・超広角・マクロの計3つのカメラを背面に搭載しています。
価格の割にやや控えめなカメラ構成ですが、ゲーミングスマホとしては十分かなと思います。
望遠カメラがないことを除けば、様々なシーンで活躍しそうです。
機能性: 4.0
ゲーミングスマホならではの機能をいくつか搭載しています。
横持ちした際にトリガーボタンとして使える「AirTrigger 3」を本体側面に搭載しています。
本体側面のタップやスワイプを超音波センサーが検知することで操作ができます。
また、充電しながらゲームをする際にケーブルが邪魔にならないように、左側面にもUSBポートが備わっています。
スマホの基本的な機能としては、5GやWi-Fi6といった最新の通信規格に対応しています。
生体認証は指紋(ディスプレイ内センサー)と顔(前面カメラ)に対応しています。
防水・防塵には対応していません。
コストパフォーマンス: 3.5
ROG Phone 3の価格は12~13万円台と、ハイスペックなだけあって結構高価です。
スペック相応の価格だとは思いますが、特別コスパが優れているとは言えません。
価格を抑えたいならROG Phone 3 Strix Editionが狙い目ですね。
ややスペックは落ちるものの、ほとんど体感できない差だと思います。
日本円で10万円を切る価格となっており、なかなかお買い得に感じます。
ROG Phone 3をオススメしたいユーザー
- スマホで快適にゲームを遊びたい
- ゲーム以外の機能は二の次(カメラや防水・防塵など)
- サイズや重さを気にしない
スペック
メーカー | ASUS(エイスース) | |
製品名 | ROG Phone 3 | ROG Phone 3 Strix Edition |
発売日 | 未定 | |
価格 | [16GB + 512GB]
1099ユーロ(約136,000円) [12GB + 512GB] 999ユーロ(約124,000円) |
[8GB + 256GB] 799ユーロ(約99,000円) |
OS | Android 10 with ROG UI | |
本体サイズ | 縦171 x 幅78 x 厚さ9.85 mm | |
重さ | 240 g | |
カラー | ブラックグレア | |
ディスプレイサイズ・種類 | 6.59インチ有機EL(144Hz) | |
デイスプレイ解像度 | 2340 x 1080ピクセル | |
バッテリー容量 | 6000 mAh | |
Qi(ワイヤレス充電) | × | |
CPU | Snapdragon 865 Plus (3.1GHz) | Snapdragon 865 (2.84GHz) |
RAM・ストレージ | 16GB + 512GB 12GB + 512GB |
8GB + 256GB |
外部メモリ | × | |
アウトカメラ | 6400万画素(広角、F1.8、1/1.7インチ) 1300万画素(超広角、画角125°) 500万画素(マクロ) |
|
インカメラ | 2400万画素 | |
対応周波数 | [Aバージョン]
5G: N1, N2, N3, N5, N28, N41, N66, N71, N77, N78, N79 |
5G: N41, N77, N78, N79) FDD-LTE: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 20, 28 TD-LTE: B34, 38, 39, 40, 41 WCDMA: B1, 2, 3, 4, 5, 8 GSM: 850, 900, 1800, 1900 MHz |
[Bバージョン]
5G: N41, N77, N78, N79) |
||
SIMスロット | nanoSIM x 2 | |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi6) | |
Bluetooth | 5.1 | |
USB | Type-C | |
NFC | ○ | |
防水・防塵 | × | |
イヤホンジャック | ○ | |
生体認証 | 指紋(画面内)、顔 |
まとめ
ASUS(エイスース)製のゲーミングスマホ「ROG Phone 3」を紹介してきました。
ハイエンドCPU「Snapdragon 865 Plus」や144Hz表示対応のディスプレイなど、ゲーム性能を徹底的に追求した最新・最強スペックとなっています。
価格の割にカメラ性能が低く、防水・防塵やワイヤレス充電に非対応ということもあり、ゲーム最優先な方にオススメしたい一台です。