2019年3月に発売されたiPad mini 5thの実機レビュー・評価をします。
今回レビューする製品
メーカー | Apple(アップル) | |
製品名 | iPad mini 5th | |
発売時期 | 2019年3月18日 | |
価格(税込) | 64 GB | 256 GB |
【Wi-Fi】 50,380円 【Wi-Fi + Cellular】 66,880円 |
【Wi-Fi】 69,080円 【Wi-Fi + Cellular】 85,580円 |
オススメポイント
iPad mini 5thはiPadシリーズの中では最小サイズで非常に携帯性に優れています。片手でもホールド可能なサイズ感です。スマホの様に気軽にどこへでも持ち運びたくなってしまうiPadです!
見た目は前モデルのiPad mini 4からほとんど変わっていません。しかし、性能は飛躍的に向上しています。CPUはiPhone XSと同じ「A12 Bionic」を搭載しています。SafariやTwitter・YouTubeはもちろん、最新のゲームも快適に動作します!
Apple Pencil(第1世代)に対応しています。片手で持てるため、様々なシチュエーションで咄嗟にメモを取ることができて非常に便利です。ノートや手帳代わりに最適な一台です!
気になる点
- 中身のみの進化に留まり、外観に新しさを感じない
- スペック上アウトカメラが進化していない
iPad mini 5thの評価
- デザイン・質感:9.0 / 10
- レスポンス:9.5 / 10
- 画面表示:8.5 / 10
- バッテリー:8.5 / 10
- カメラ:6.5 / 10
- 機能性:8.0 / 10
- コストパフォーマンス:9.0 / 10
デザイン・質感:9.0 / 10
iPad mini 4から見た目の変化はほとんどありません。アルミフレームのエッジからは金属光沢が消え、より落ち着いた印象となりました。
特に「Wi-Fi + Cellularモデル」は背面のアンテナラインがiPad Proのように細くなり、プラスチックの面積が減ったことでより質感が向上しました。
カラーバリエーションはゴールド・シルバー・スペースグレイとiPad mini 4と同様ですが、ゴールドとスペースグレイの色合いは変化しています。
特にスペースグレイはMacBook ProやiPad Proと同様より濃いグレーとなり、非常にスタイリッシュです。
レスポンス:9.5 / 10
SafariやLINE、動画視聴からゲームまであらゆるアプリが快適に動作します。
iOS(iPadOS)らしくスクロールにも癖がなく、サクサク動作します。
CPUはiPhone XSと同じ「A12 Bionic」を搭載しています。最新のiPhone 11シリーズと比較しても違いが分からないほど快適に動作します。
ゲームは最新の3Dゲームを高画質設定にしても、全く問題無くプレイ可能です。
画面表示:8.5 / 10
ディスプレイは7.9インチRetina(2048 x 1536ピクセル、液晶)を搭載しています。
視野角は広く、画面輝度は十分です。
フルHD以上の解像度(2048 x 1536ピクセル)を有しており、非常に繊細な映像が表示されます。
『4:3』の画面比率は写真を表示したり電子書籍を読むのに非常に適しており、iPadならではの魅力があります。
バッテリー:8.5 / 10
バッテリーはスペック上、インターネット利用やビデオ・オーディオ再生で最大10時間利用可能です。
実際に使用している感覚としては、バッテリーの持ちはiPhoneとあまり変わらず十分に長持ちします。
外出先でもバッテリー持ちをあまり心配することなく、スマホと同じような感覚で使用できます。
カメラ:6.5 / 10
インカメラはiPad mini 4の120万画素から700万画素に向上しました。
アウトカメラは800万画素の全く同じセンサーを使用していますが、画質自体は向上しています。
ただし最近のスマホのカメラと比較すると、やはり画質は劣ります。写真の細かな部分が潰れており、解像感は低いです。
暗所や暗い色には非常に弱く、かなりノイズが目立ちます。
機能性:8.0 / 10
FeliCa、防水・防塵、ワイヤレス充電等対応はしておらずiPhoneと比較するとシンプルな機能性です。
指紋認証(Touch ID)はiPhoneと同じ感覚で利用でき、非常に便利です。認証精度や速度にも不満はありません。
「Wi-Fi + Cellularモデル」であればSIMカードを挿入してデータ通信することができます。SIMカードはドコモ・au・ソフトバンク系列全てに対応しているため、現在契約している回線がそのまま使えます。
またiPadならではの機能としてApple Pencil対応が挙げられます。ノートや手帳代わりに使ったり絵を描いたりと、iPadの利用の幅が広がります。
コストパフォーマンス:9.0 / 10
10万円越えのiPad Proはもちろん、最新のiPhoneと比較してもCPU性能だけで見れば1番お買い得なモデルだと感じます。
iPhone XSの性能が半額で手に入ることを考えれば、非常にお買い得だということが分かります。
iPad mini 5thをオススメしたいユーザー
- スマホよりは大画面でかつ携帯性を犠牲にしたくない
- ネットや動画・ゲームなどのあらゆるアプリを快適に使いたい
- カメラの画質をあまり気にしない
スペック
メーカー | Apple(アップル) | |
製品名 | iPad mini 5th | |
発売日 | 2019年3月18日 | |
価格(税込) | 64 GB | 256 GB |
【Wi-Fi】 50,380円 【Wi-Fi + Cellular】 66,880円 |
【Wi-Fi】 69,080円 【Wi-Fi + Cellular】 85,580円 |
|
OS | iPadOS 14 | |
本体サイズ | 縦203.2 x 幅134.8 x 厚さ6.1 mm | |
重さ | 【Wi-Fi】300.5 g 【Wi-Fi + Cellular】308.2 g |
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カラー | ゴールド シルバー スペースグレイ |
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ディスプレイサイズ・種類 | 7.9インチ液晶(Retina) | |
デイスプレイ解像度 | 2048 x 1536 ピクセル | |
インターネット利用 | 最大10時間(Wi-Fi) 最大9時間(データ通信) |
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ビデオ再生 オーディオ再生 |
最大10時間 | |
Qi(ワイヤレス充電) | × | |
CPU | A12 Bionic | |
アウトカメラ画素数 | 800万画素(F2.4) | |
インカメラ画素数 | 700万画素(F2.2) | |
対応バンド 【Wi-Fi + Cellular】 |
ギガビット級LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、34、38、39、40、41、46、66) UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) |
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SIMスロット | nanoSIM x 1 | |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | 5.0 | |
コネクタ | Lightning | |
おサイフケータイ | × | |
NFC | × | |
防水・防塵 | × | |
イヤホンジャック | ○ | |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) |
まとめ
【iPad mini 5th】はiPhone XSと同じCPU性能を備えながら価格が約5万円からと、非常にコストパフォーマンスに優れた製品です。
スマホ感覚で気軽に持ち運びできて最新のゲームをサクサク動かせる、間違いなく『買い』の一台です。
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