2020年6月に発売のスマートフォン「Xiaomi Mi Note 10 Lite」のスペックをまとめ、評価をします。
64MPの4眼カメラや5000mAh超えの大容量バッテリーなど、約4万円ながら優れた性能を持ち合わせています。
2019年に登場した「Mi Note 10」からカメラ性能をやや落とすことで低価格化を実現していますが、カメラ以外はほぼ同スペックです。
Mi Note 10との共通点や違いに着目しつつ、スペックを見ていきましょう。
今回紹介する製品
| メーカー | Xiaomi（シャオミ） |
| 製品名 | Mi Note 10 Lite |
| 発売日 | 2020年6月9日 |
| 価格 | [6GB + 64GB]: 39,800円 [6GB + 128GB]: 44,800円 |
Mi Note 10 Liteのオススメポイント
気になる点
- 「Mi Note 10」とカメラ以外ほぼ同じで新鮮さはない
- やや分厚くて重め
Mi Note 10 Liteの特徴・評価
| デザイン・質感 | 4.5 |
| 携帯性 | 3.5 |
| レスポンス | 4.0 |
| 画面表示 | 4.0 |
| バッテリー | 5.0 |
| カメラ | 4.0 |
| 機能性 | 4.0 |
| コストパフォーマンス | 4.5 |
デザイン・質感： 4.5
3D曲面ディスプレイや背面パネルなど、Mi Note 10とほぼ同じデザインです。
カメラ周りは独自のデザインとなっており、新鮮さを感じさせますね。
カラーバリエーションはミッドナイトブラック・グレイシャーホワイト・ネビュラパープルの3色です。
ネビュラパープルは「Mi Note 10 Lite」独自の色となっています。
携帯性： 3.5
サイズは縦157.8 x 幅74.2 x 厚さ9.67 mmです。
Mi Note 10と全く同じ寸法です。縦・幅は標準的ですが、やや厚めなサイズ感ですね。
厚めですが、前面・背面共に3D曲面ガラスとなっているので手に良く馴染みます。
重さは204gとなっています。
Mi Note 10は208gですが、結構腕にずっしりきます。4gの差で多少なりとも軽く感じられるといいですね。
いずれにせよ、サイズの割に重めなのは間違いないです。
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レスポンス： 4.0
ミドルレンジ向けCPU「Snapdragon 730G」やRAM 6GBを搭載します。
CPU・RAM共にMi Note 10と全く同じです。
ミドルレンジの中では比較的高性能で、ゲームからブラウザ・SNSまでほとんどのアプリは快適に動作します。
ハイエンドモデルと比較すると、動作速度は一歩遅いかなという印象ですが比較しなければ気にならないと思います。
画面表示： 4.0
6.47インチ3D曲面有機ELディスプレイ（FHD+: 2340 x 1080）を搭載しています。
ディスプレイもMi Note 10と全く同じですね。有機ELなので高コントラストで発色が良く見やすいですよ。
3D曲面ガラスを採用していますが、見た目が良いこと以外あまりメリットがありません。
画面表示時の曲面部の見え方は独特ですし、貼れる保護フィルムも限られてきます。
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バッテリー： 5.0
バッテリー容量は5260mAhで、Mi Note 10と全く同じです。
スマホ最大級の容量となっており、かなりバッテリー持ちは良いです。普段Mi Note 10を使用していますが、バッテリーが切れそうになったことは一度もありません。
かなり大容量ですが、高速な30W急速充電に対応しているのであっという間に充電が完了します。
ワイヤレス充電には対応していません。
カメラ： 4.0
| 広角 | 6400万画素（F1.89、1/1.73インチ） |
| 超広角 | 800万画素（F2.2） |
| 深度 | 500万画素（F2.4） |
| マクロ | 200万画素（F2.4） |
Mi Note 10との最大の違いがカメラですね。
Mi Note 10のカメラ性能があまりにも高いので「Mi Note 10 Lite」が霞んで見えますが、4万円台のスマホとしては十分以上に高性能です。
メインとなる広角カメラには1/1.73インチの大型センサーが用いられており、高画質な写真の撮影が期待できます。
広角の他にも、超広角・深度・マクロが搭載されており様々なシーンで活躍しそうですね。
ちなみにマクロはMi Note 10と同じ仕様ですが、ノイズが多めであまり画質が良くないです。かなり寄って撮影したい場合以外は使いません。
機能性： 4.0
SIMフリースマホらしくDSDV（2回線同時待受）に対応しています。
各キャリアの周波数に対応しており、利便性は高いです。
画面内には指紋センサーが搭載されています。認証速度・精度共に満足いく水準です。ガラスフィルムを貼った状態でも問題なく認証できます。
ストレージは64GBもしくは128GBですが、microSDに対応していないので容量不足には注意したいですね。
おサイフケータイや防水・防塵には対応していません。
コストパフォーマンス： 4.5
| Mi Note 10 Lite | Mi Note 10 | |
| 6GB + 64GB | 39,800円（税込） | ラインナップなし |
| 6GB + 128GB | 44,800円（税込） | 58,080円（税込） |
1.3万円の差は結構大きいですよね。カメラ以外は両モデル全く同じスペックなので、カメラによほどのこだわりがなければ「Mi Note 10 Lite」がコスパが良くてオススメです。
Mi Note 10 Liteも十分高性能な6400万画素4眼カメラを搭載していますからね。
またMi Note 10 Liteには64GBのストレージも用意されているので、さらに価格を抑えることもできます。
Mi Note 10 Liteをオススメしたいユーザー
- 多少重くても大容量バッテリーは必須
- カメラの画質は気にするが極端なこだわりはない
- 発色の良い見やすいディスプレイが良い
スペック
| メーカー | Xiaomi（シャオミ） |
| 製品名 | Mi Note 10 Lite |
| 発売日 | 2020年6月9日 |
| 価格 | [6GB + 64GB]: 39,800円 [6GB + 128GB]: 44,800円 |
| OS | MIUI 11 (Android 10) |
| 本体サイズ | 縦157.8 x 幅74.2 x 厚さ9.67 mm |
| 重さ | 204 g |
| カラー | ミッドナイトブラック グレイシャーホワイト ネビュラパープル |
| ディスプレイサイズ・種類 | 6.47インチ3D曲面有機EL |
| デイスプレイ解像度 | 2340 x 1080ピクセル |
| バッテリー容量 | 5260 mAh （最大30W） |
| Qi（ワイヤレス充電） | × |
| CPU | Snapdragon 730G |
| RAM・ストレージ | 6GB + 64GB 6GB + 128GB |
| 外部メモリ | × |
| アウトカメラ | 6400万画素（広角、F1.89、1/1.73インチ） 800万画素（超広角、F2.2） 500万画素（深度、F2.4） 200万画素（マクロ、F2.4） |
| インカメラ | 1600万画素（F2.48） |
| 対応バンド | FDD LTE: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 TDD LTE: B38/40/41 WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 GSM: B2/3/5/8 |
| SIMスロット | nanoSIM x 2 |
| Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
| Bluetooth | 5.0 |
| USB | Type-C |
| NFC | ○ |
| 防水・防塵 | × |
| イヤホンジャック | ○ |
| 生体認証 | 指紋（画面内） |
まとめ
【Mi Note 10 Lite】は2020年6月にXiaomi（シャオミ）から発売のスマートフォンです。
「Lite」と名が付いていますが、Mi Note 10との違いはカメラだけです。
Mi Note 10 Liteは6400万画素4眼カメラを搭載しており、十分高性能ですよ。
Mi Note 10と同様に、スマホ最大級の5260mAh大容量バッテリーを搭載しているのでバッテリー持ちも抜群です。
Mi Note 10よりも1.3〜1.8万円も安いので、よほどカメラにこだわりがない限りは「Mi Note 10 Lite」がオススメです。