Apple Pencil(第1世代)を実際に購入しましたのでレビューします。
発売からしばらく経過していますが、現行モデル(iPad mini 5thなど)含め様々なiPadで使用できます。
描き心地や純正品ならではの使いやすさが、Apple Pencilならではの大きな魅力ですね。
今回紹介する製品
メーカー | Apple(アップル) |
製品名 | Apple Pencil(第1世代) |
製品ジャンル | タッチペン |
発売日 | 2015年11月11日 |
価格(税込) | 11,880円 |
Apple Pencil(第1世代)のオススメポイント
気になる点
- 最新のiPad ProやAirに非対応
- iPadのLightningコネクタへの接続が不便
- Lightningケーブルでの充電速度が遅い
Apple Pencil(第1世代)の特徴・評価
握り心地・形状 | 4.0 |
描き心地 | 4.5 |
充電方法・バッテリー | 3.5 |
ペアリング | 4.0 |
機能性 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
握り心地・形状: 4.0
表面は光沢仕上げとなっており、ややツルツルしますが気になるほどではありません。
形状は丸軸となっており、色鉛筆のような感覚で握ることができます。
握りやすい形状なのですが、転がりやすい点には注意が必要だと感じました。
描き心地: 4.5
一般的なタッチペンとは異なり、Apple Pencilは筆圧や傾きを検知してくれます。
線の太さや濃淡を表現でき、実際のペンのような表現が可能です。
ただし、画面保護フィルムによって描きやすさは大きく変わります。
光沢ガラスフィルムの場合はペン先がかなり滑るので、ブレのない綺麗な線を引くのが難しいです。
紙のような描きやすさを追求するなら、ペーパーライクフィルムがオススメです。
充電方法・バッテリー: 3.5
充電時間は非常に短く、約20分で0%から100%に達します。
バッテリー残量はホーム画面かロック画面を右にスワイプすることで確認ができます。
充電はiPadのLightningコネクタにApple Pencilを接続することで行います。
スマートな充電方法とは言い難く、カバンのような狭いスペースでの充電は困難ですね。
ちなみにLightningケーブルを使って充電もできるのですが、充電に2~3時間を要するのでオススメはしません。
ペアリング: 4.0
充電と同様にiPadのLightningコネクタにApple Pencilを接続することでペアリング(Bluetooth接続)が完了します。
iPadを再起動したり機内モードにしない限りはペアリングが継続します。
とっさにメモをとりたいような状況でも、すぐにApple Pencilが使えるので便利ですね。
機能性: 4.0
Apple Pencilには、メモを素早く取る機能が備わっています。
ロック画面上をApple Pencilでタップすると、「メモ」アプリを瞬時に呼び出すことができます。ロックを解除することなくメモを呼び出せるのは便利ですね。
また、Apple Pencilで画面の右下もしくは左下からスワイプすれば、スクリーンショットを取ることもできます。
一方で、コントロールセンターを呼び出したりホーム画面に戻るといったジェスチャー操作はApple Pencilでは行えません。やや不便に感じるポイントですね。
コストパフォーマンス: 3.5
価格は約1.2万円とタッチペンとしては高価です。
ただし、実際のペンのように筆圧や傾きを再現できるのはApple Pencilならではの性能です。
高価ではありますが、スペックを考慮すれば納得の価格です。
Apple Pencil(第1世代)をオススメしたいユーザー
- iPadで絵を描いたり、ノートをとりたい
- 実際のペンに近い描き心地を求めている
- 純正品ならではの使いやすさに魅力を感じる
スペック
メーカー | Apple(アップル) |
製品名 | Apple Pencil(第1世代) |
製品ジャンル | タッチペン |
発売日 | 2015年11月11日 |
価格(税込) | 11,880円 |
本体サイズ | 長さ175.7 mm、直径8.9 mm |
重さ | 20.7 g |
接続方法 | Bluetooth、Lightningコネクタ |
対応機種 | iPad Pro(12.9インチ)(第1, 第2世代) iPad Pro(9.7、10.5インチ) iPad Air(第3世代) iPad(第6-第8世代) iPad mini(第5世代) |
iPad mini 5thの実機レビューはこちら
→iPad mini 5th 実機レビュー | CPU性能が大幅に進化!
まとめ
Apple Pencil(第1世代)をレビューしてきました。
実際のペンのように、線の濃淡や太さを表現できるのがApple Pencil最大の魅力だと感じました。
さらにバッテリーの残量確認や、メモアプリのワンタッチ起動などiPadで使いやすいのも嬉しいポイントです。
絵を描いたりノートをとるなど明確な目的があるならば、多少高価でもApple Pencilをオススメしたいですね。