AQUOS senseシリーズ初の5G対応モデル「AQUOS sense5G」がSHARP(シャープ)から登場しました。
先に発売されたAQUOS sense4をベースに5Gに対応させたスマートフォンです。
価格が約4万円と5Gスマホとしては安価なのが特徴で、キャリア版であればAQUOS sense4に数千円プラスすれば買えてしまいます。
AQUOS史上最大の大容量バッテリーやトリプルカメラなど、5G以外はAQUOS sense4とほぼ同スペックとなっています。
それでは「AQUOS sense5G」のスペックや特徴を評価しつつ、チェックしていきますね。
AQUOS sense5Gの基本スペック
キャリア版
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
型番 | SH-53A | SHG03 | - |
発売日 | 2021年2月5日 | 2021年2月10日 | 2021年2月10日 |
本体サイズ | 縦148 x 幅71 x 厚さ8.9mm | ||
重さ | 178g | ||
ディスプレイ | 5.8インチIGZO(液晶) (2280 x 1080ピクセル) |
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バッテリー容量 | 4570mAh(15W急速充電) | ||
OS | Android 11 | ||
CPU | Snapdragon 690 5G | ||
RAM・ストレージ | 4GB + 64GB | ||
アウトカメラ | 1200万画素(広角、F2.0) 1200万画素(超広角、F2.4、画角121°) 800万画素(望遠、F2.4、光学2倍) |
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インカメラ | 800万画素(F2.0) | ||
価格(税込) | 39,600円 | 39,890円 | 43,200円 |
SIMフリー版(スペックはキャリア版と同等)
型番 | SH-M17 |
発売日 | 2021年3月12日 |
価格(税込) | 47,717円(Amazon) |
AQUOS sense5Gのオススメポイント
気になる点
- RAM容量がやや少なめ(4GB)
AQUOS sense5Gの特徴・評価
デザイン | 4.0 |
携帯性 | 4.5 |
レスポンス | 4.0 |
画面表示 | 4.0 |
バッテリー | 4.5 |
カメラ | 3.5 |
価格 | 4.0 |
アルミボディを採用。ドコモ版は7色のカラー展開に
アルミボディは見た目に高級感があるのはもちろん、握り心地もしっかりとしていて安心感があります。
トリプルカメラの搭載や大画面化など見た目の進化はありますが、一番の特徴は豊富なカラーバリエーションです。
カラーはau、ソフトバンク、SIMフリー版がライトカッパー・オリーブシルバー・ブラックの3色であるのに対し、ドコモは7色も用意しています。
コンパクトで持ちやすいサイズだけど少し重め
サイズは縦148 x 幅71 x 厚さ8.9 mmとコンパクトなので片手での操作がしやすいですね。
重さは178gとサイズの割にはやや重めな印象ですが、実際に持ってみると金属ボディを採用しているためか意外と気になりません。
高性能な5G対応CPU「Snapdragon 690 5G」を搭載
5G対応のミドルレンジ向けCPU「Snapdragon 690 5G」を搭載します。
AnTuTu(Ver.8)ベンチマークは約28万点と、4GモデルのAQUOS sense4よりも高性能なCPUとなっています。
メモリ(RAM)は4GB、ストレージは64GBを搭載します。
CPU・ストレージともに、前モデルに比べると約2.4倍の性能向上を果たしています。
5.8インチIGZOディスプレイは省エネかつ高画質
5.8インチIGZO液晶ディスプレイ(FHD+: 2280 x 1080)を搭載しています。
シャープのIGZO液晶は省エネかつ高画質なのが特徴です。
実機を触ってみると、他のAQUOSと同様にスマホの液晶の中ではかなり画質が良い方だと感じました。
AQUOS史上最大の4570mAh大容量バッテリー搭載
バッテリー容量は4570mAhです。
AQUOS史上最大のバッテリー容量となっており、バッテリー持ちはかなり良いでしょう。
5Gでの動画再生で12時間、ビデオ通話で5時間使用することができます。
バッテリーはAQUOS senseシリーズ最大のメリットと言えます。
広角・超広角・望遠のトリプルカメラ搭載
広角 | 1200万画素(F2.0) |
超広角 | 1200万画素(F2.4、画角121°) |
望遠 | 800万画素(F2.4) |
メインの広角カメラに加えて、画角121°の超広角カメラや望遠カメラを搭載します。
スタンダードモデルながら超広角も望遠も搭載しており、充実したカメラと言えます。
5Gに対応し、OSは最新のAndroid 11を採用
AQUOS sense5Gという製品名の通り、5Gに対応しているのが特徴です。
自宅でテザリングを自動でONにしたり、画面を上下2分割といった5Gの高速通信を活かす機能も搭載されています。
OSは最新のAndroid 11を搭載しており、「スクリーンレコーダー(画面録画)」をはじめ最新機能が利用できます。
生体認証は指紋と顔に対応しています。指紋センサーを長押しすることで決済アプリを起動する「Payトリガー」も搭載しています。
キャリア版はお買い得だがSIMフリー版はやや高め
AQUOS sense4とsense5Gの両機種を取り扱うドコモの価格を見てみると、その差額はたったの2000円ほどです。
現状5Gの対応エリアは非常に限られていますが、たった2000円の差額ならAQUOS sense5Gを選択しても良いかなと思えますよね。
au版やソフトバンク版も4万円近い価格でキャリア版はお買い得ですね。
一方でSIMフリー版はAQUOS sense4が約3.5万円であるのに対し、sense5Gは約4.7万円と高価です。
SIMフリー版を選択する場合、5Gが必要ないのであれば現状AQUOS sense4の方がコスパが良くオススメです。
まとめ
スタンダードモデルであるAQUOS senseシリーズに待望の5Gモデル「AQUOS sense5G」が登場です。
ベースモデルであるAQUOS sense4の5G版というだけでなく、CPU性能が向上しているのも魅力的ですね。
気になる価格ですが、SIMフリー版はやや高価ですがキャリア版は約4万円と非常にお買い得です。
5Gを気軽に体感できる、コストパフォーマンスの優れたスマートフォンです。