OPPO Find X2 Pro(オッポ ファインド エックスツープロ)の実機レビュー・評価をします。
OPPOのフラッグシップモデルで、Find Xの後継機となります。
スペックが優れているのはもちろん、セラミックやレザーなど質感にもこだわった正真正銘のハイエンドモデルです。
今回レビューする製品
メーカー | OPPO(オッポ) |
製品名 | Find X2 Pro |
キャリア | au |
型番 | OPG01 |
発売日 | 2020年7月22日 |
価格(税込) | 92,040円 |
OPPO Find X2 Proのオススメポイント
気になる点
- ワイヤレス充電に非対応
- おサイフケータイに非対応
- microSDが使えない
OPPO Find X2 Proの特徴・評価
デザイン・質感 | 5.0 |
携帯性 | 3.5 |
レスポンス | 5.0 |
画面表示 | 5.0 |
バッテリー | 4.5 |
カメラ | 5.0 |
機能性 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
デザイン・質感: 5.0
個性的な前モデル(Find X)よりは随分大人しいデザインに感じられます。個性的なスライド式のカメラではなく、一般的なカメラデザインになりましたね。
Find X2 Proならではの新たな特徴として、カラーバリエーションによって素材が異なる点が挙げられます。
ブラックにはセラミック、オレンジにはヴィーガンレザーが背面に用いられています。
私が選択したオレンジは製品画像で見るよりも落ち着いた色で、ゴールドのフレームと相まって上品さが感じられます。
OPPOロゴのプレートもいいアクセントになっています。
携帯性: 3.5
サイズ | 縦165.2 x 幅74.4 x 厚さ8.8 mm(ブラック) 厚さ9.5 mm(オレンジ) |
重さ | 217 g(ブラック)、200 g(オレンジ) |
結構縦長ですが、幅がそこまで広くないのでサイズの割には握りやすいですね。前面・背面の端が曲面になっているため、手によく馴染みます。
厚さはオレンジの方がやや分厚いですが、その分カメラの出っ張りが少ないのは好印象です。
重さはオレンジがブラックよりも17gも軽く、重さをあまり感じさせません。
軽さを重視するならオレンジがオススメです。
レスポンス: 5.0
ハイエンドCPU「Snapdragon 865」やRAM 12GB・ストレージ512GBを搭載します。
ブラウザやゲームなど、あらゆるアプリがサクサク動作します。読み込み速度もかなり早く、ストレスを感じさせません。
QHD+(3168 x 1440)の高解像度かつ120Hz表示という比較的高負荷な条件でも、全くもたつきがなく快適です。
画面表示: 5.0
6.7インチQHD+有機EL曲面ディスプレイを搭載します。
リフレッシュレートは120Hzと非常に滑らかで、スクロールやスワイプなどの単純な操作に感動を覚えます。
その他にもタッチサンプルレートが240Hzであったり10億色表示できるなど、かなり性能が優れています。
実際指に吸い付くように反応しますし、発色も素晴らしいです。
バッテリー: 4.5
バッテリーは4260mAhを搭載しており、結構多めの容量です。
ただし解像度をQHD+、リフレッシュレートを120Hzに固定するとバッテリーの減りが結構早いです。
バッテリー持ちを重視したいなら、解像度・リフレッシュレート共に「自動選択」に設定することをオススメします。
急速充電は、65Wで充電可能な「SuperVOOC 2.0フラッシュチャージ」に対応しています。38分でフル充電可能と驚くべき充電速度です。
ワイヤレス充電には残念ながら対応していません。Find X2 Proの数少ない欠点の一つと言えます。
カメラ: 5.0
広角 | 4800万画素(F1.7、OIS、1/1.4インチ) |
超広角 | 4800万画素(F2.2) |
望遠 | 1300万画素(F3.0、OIS、ハイブリッド10倍) |
カメラのベンチマーク「DXOMARK」のスマホ部門で世界第3位(2020年7月19日現在)のスコア124を記録するほどの性能となっています。
広角カメラには1/1.4インチの大型センサーを採用しており、高画質で撮影ができます。
メインの広角だけでなく、超広角カメラの画質も素晴らしいです。
望遠はハイブリッド10倍に対応しており、遠方の撮影が捗ります。ズームは60倍まで可能ですが、画質にこだわるなら10倍までがオススメです。
※後日撮影した写真をもとに再レビュー予定です
カメラ性能を重視するなら、こちらのスマホもオススメ!
→HUAWEI P40 Pro 実機レビュー | 超大型センサー・光学5倍のカメラがすごい
機能性: 4.5
auから発売されているキャリアモデルながらグローバル版に近い仕様なのが特徴です。
グローバル版と同様に対応周波数が豊富で、au以外のドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルのどのキャリアでも快適に利用できます。
ただしキャリアモデルということで、シングルSIM仕様となっています。
5GやWi-Fi6(11ax)といった最新規格にも対応しています。
グローバル版と同様にIP68の防水・防塵に対応していますが、おサイフケータイにも対応していません。
コストパフォーマンス: 4.5
カメラやディスプレイなどあらゆる点で最強のスペックを誇りながらも、9万円ちょっとの価格はかなりお買い得に感じます。
海外(欧州)では1199ユーロ(約14.2万円)で販売されていることを考えると、au版がいかに安いかが分かると思います。
OPPO Find X2 Proをオススメしたいユーザー
- カメラ性能にこだわりたい
- 最新・最高性能にこだわりたい
- 高精細で滑らかなディスプレイがいい
スペック
メーカー | OPPO(オッポ) |
製品名 | Find X2 Pro |
キャリア | au |
型番 | OPG01 |
発売日 | 2020年7月22日 |
価格(税込) | 92,040円 |
OS | ColorOS 7.1 (Android 10) |
本体サイズ | 縦165.2 x 幅74.4 x 厚さ8.8 mm(ブラック) 厚さ9.5 mm(オレンジ) |
重さ | 217 g(ブラック) 200 g(オレンジ) |
カラー | ブラック(セラミック) オレンジ(ヴィーガンレザー) |
ディスプレイサイズ・種類 | 6.7インチ有機EL (120Hz) |
デイスプレイ解像度 | Quad HD+(3168 x 1440ピクセル) |
バッテリー容量 | 4260 mAh (65W急速充電) |
Qi(ワイヤレス充電) | × |
CPU | Snapdragon 865 |
内蔵メモリ | 12GB + 512GB |
外部メモリ | × |
アウトカメラ画素数 | 4800万画素(広角、F1.7、1/1.4インチ) 4800万画素(超広角、F2.2) 1300万画素(望遠、F3.0、ハイブリッド10倍) |
インカメラ画素数 | 3200万画素(F2.4) |
対応バンド | 5G: n77, n78, n79 LTE: B1, 3, 8, 18, 19, 26, 28, 42 |
SIMスロット | nanoSIM x 1 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6) |
Bluetooth | 5.1 |
USB | Type-C (USB 3.1) |
おサイフケータイ | × |
NFC | ○ |
防水・防塵 | IP68 |
イヤホンジャック | × |
生体認証 | 指紋 |
まとめ
【OPPO Find X2 Pro】(オッポ ファインド エックスツープロ)は2020年7月に発売の5G対応スマートフォンです。
ハイエンドCPU「Snapdragon 865」や12GB RAMなど基本性能はもちろん、ディスプレイやカメラなどあらゆるスペックが優れています。
スペックだけでなく本体の質感にもこだわっており、OPPOを代表するフラッグシップモデルなだけあります。
価格は海外版よりも約5万円も安く、ハイスペックながらお買い得なスマホと言えそうです。