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Xiaomi Mi 10 / Mi 10 Pro スペックまとめ・評価 | カメラと冷却性能がすごい

Mi 10_アイキャッチ画像

2020年2月に中国で発売が開始された5G対応スマートフォンXiaomi Mi 10 / Mi 10 Pro(シャオミ・ミーテン/プロ)のスペックをまとめ、評価をします。

Xiaomi Mi 10 / Mi 10 ProはXiaomi(シャオミ)から発売される、5G対応のスマートフォンです。

Xiaomiのフラッグシップモデルで、2019年に発売されたMi 9の後継機となります。

※新情報が公開され次第、随時記事を更新していきます。

今回紹介する製品

メーカー Xiaomi(シャオミ)
製品名 Mi 10 Mi 10 Pro
発売日 2020年2月14日(中国)
(グローバル版は未定)
価格 [8GB+128GB] 3999元(約63600円)
[8GB+256GB] 4299元(約68400円)
[12GB+256GB] 4699元(約74700円)
[8GB+256GB] 4999元(約79500円)
[12GB+256GB] 5499元(約87400円)
[12GB+512GB] 6999元(約111300円)
RAM・ストレージの組み合わせが様々で豊富なラインナップですね

Xiaomi Mi 10 / Mi 10 Proのオススメポイント

5G・高性能CPU・最大RAM12GBの高スペック
108MP・8K動画対応カメラ
大型のVC液冷システムで抜群の冷却性能
高性能化に伴い、冷却性能もかなり向上しています

気になる点

  • 前モデルから価格が大きく上昇
  • 望遠カメラを搭載していない(Mi 10のみ)
  • 防水・防塵やmicroSDに非対応
トップモデルは10万円を超えています

Xiaomi Mi 10 / Mi 10 Proの特徴・評価(仮)

デザイン・質感 4.5
携帯性 3.5
レスポンス 5.0
画面表示 5.0
バッテリー 5.0
カメラ 5.0
機能性 4.5
コストパフォーマンス 4.0

デザイン・質感: 4.5

Mi 10 Pro_外観1
Mi 10 Pro(スターリーブルー)

2019年に登場したMi Note 10に非常によく似たデザインで、新鮮味はありませんが普通にカッコいいですね。

表面はベゼルレスでほぼ全面がディスプレイとなっています。

インカメラをディスプレイ内に設ける「パンチホール」式にすることで、無駄なノッチ(切り欠き)をなくしています。

背面の左上には4つのカメラが縦に並んでいますね。

Mi 10とMi 10 Proは見た目がほぼ同じですが、カラーバリエーションは異なります

Mi 10_カラー1

Mi 10はチタンシルバーブラックアイスブルーピーチゴールドの3色です。

若者や女性をはじめ、様々なユーザーをターゲットにしたカラバリに感じます。

Mi 10 Pro_カラー1

Mi 10 Proはパールホワイトスターリーブルーの2色です。

落ち着いた色で、見た目よりも性能にこだわるユーザーをターゲットにしているように感じます。

携帯性: 3.5

サイズは縦162.6 x 幅74.8 x 厚さ8.96 mmとなっており、スマートフォンとしては大きめです。

重さは208gとなっており、結構重めです。

同じ重さのMi Note 10を使用していますが、腕にずっしりときますよ。

大容量バッテリーを積んでいる端末はどうしても重くなりがちですね。

レスポンス: 5.0

最新の高性能CPU「Snapdragon 865」やRAM最大12GBを搭載します。

8K動画を撮影できるほどの性能ですから、ゲームやWEBブラウジングなどは余裕でこなせるでしょう。

メモリ(RAM)はLPDDR5・ストレージはUFS3.0の最新規格となっており、データ転送速度の高速化につながっています。

また冷却性能にも力が入っており、従来よりも大型のVC(Vapor Chamber)液冷システムが搭載されています。

これによりXiaomi史上最高の冷却性能を実現しています。

CPU性能も冷却性能もかなり高く、レスポンスの良さが期待できますね。

画面表示: 5.0

Mi 10_画面1

6.67インチ有機ELディスプレイ(2340 x 1080)を搭載します。

スマートフォンの中ではかなり大きいサイズですね。

ディスプレイの端は曲面となっています。曲面ディスプレイは好みが分かれるかもしれませんね。

フレッシュレートは前モデルの60Hzから90Hzとなり、より滑らかに映像やゲームを楽しむことができます。

またHDR10+認定を受けており、対応の映像コンテンツを高画質で楽しむことができます。

バッテリー: 5.0

バッテリーの仕様はMi 10とMi 10 Proで異なります。

Mi 10が4780mAh(30W充電対応)でMi 10 Proが4500mAh(50W充電対応)となっています。

Mi 10の方がバッテリー容量は大きいですが、Mi 10 Proの方が対応ワット数が大きくより高速に充電できますね

どちらのモデルもスマホとしてはかなり多めの容量なので、バッテリーは十分長持ちするでしょう。

またUSB Type-C経由に加えて、ワイヤレスでも最大30Wの高速充電ができます

また、ワイヤレス充電可能なスマホやイヤホンなどに給電することもできます。

カメラ: 5.0

Mi 10 Pro_カメラ1
Mi 10 Pro

どちらのモデルも4つのカメラを搭載しています。

Mi 10 Mi 10 Pro
1億800万画素(広角、F1.69、OIS)
1300万画素(超広角、F2.4) 2000万画素(超広角、F2.2)
被写界深度(F2.4) 1200万画素(望遠、F2.0、光学2倍)
マクロ(F2.4) 800万画素(望遠、ハイブリッド10倍、OIS)
Mi 10 Pro_写真1
Mi 10 Proで撮影した写真

広角カメラは両モデルともスマホ最大級の1億800万画素となっており、圧倒的な解像度での撮影が可能です。

センサーサイズも1/1.33インチと非常に大きく、高画質での撮影ができます。

超広角カメラは両モデル搭載していますが、画素数やF値は異なります。Mi 10 Proの方が数値上はスペックが高めですね。

望遠カメラはMi 10 Proにしか搭載されていません

Mi 10 Proは光学2倍ハイブリッド10倍の2つの望遠カメラを搭載しており、後者は光学手ブレ補正(OIS)にも対応しています。

望遠カメラの代わりにMi 10は被写界深度カメラマクロカメラを搭載しています。

下位モデルとはいえ、望遠カメラが搭載されていないのはMi 10の大きなデメリットですね。

また、両モデルともに8K動画の撮影の対応しているのが新たな特徴です。

 

カメラ性能を重視するなら、こちらのスマホもオススメ!

Xiaomi Mi Note 10 実機レビュー | 1億画素カメラ&大容量バッテリー搭載!

機能性: 4.5

2020年春から日本でもサービス開始予定の5Gに対応しています。

5G通信を使えば、理論上は映画のような大容量コンテンツが数秒でダウンロード可能です。

5Gの周波数帯としてはSub6にのみ対応しています。より通信速度の速いミリ波には対応していません。

またWi-Fiの規格も進化しており、Wi-Fi6(11ax)に対応しています。

通信速度が速いのはもちろん、複数端末接続時にも安定して通信が可能です。

生体認証は画面内指紋センサーによる指紋認証とインカメラによる顔認証が可能です。

外部ストレージには対応しておらず、microSDの使用はできません。

また、防水・防塵にも対応していません。

コストパフォーマンス: 4.0

Xiaomiの売りの一つとして「低価格」が挙げられますが、Mi 10 / Mi 10 Proは従来のモデルと比べてかなり高価になっています

実際に前モデルのMi 9は2999元(約47700円)〜3999元(約63600円)で購入できました。

Mi 10 / Mi 10 Proの価格は3999元(約63600円)〜6999元(約111300円)ですからね。

スペックがかなり向上しているので価格上昇は致し方ないのかなと思います

前モデルから価格は上昇しましたが、他社の同スペックモデルと比較すれば特別高価というわけではありません。

Xiaomi Mi 10 / Mi 10 Proをオススメしたいユーザー

  • カメラの画質にこだわりたい
  • 最新・最高性能にこだわりたい
  • ゲームや8K動画撮影などで快適に使いたい

スペック

メーカー Xiaomi(シャオミ)
製品名 Mi 10 Mi 10 Pro
発売日 2020年2月14日(中国)
(グローバル版は未定)
価格 [8GB+128GB] 3999元(約63600円)
[8GB+256GB] 4299元(約68400円)
[12GB+256GB] 4699元(約74700円)
[8GB+256GB] 4999元(約79500円)
[12GB+256GB] 5499元(約87400円)
[12GB+512GB] 6999元(約111300円)
OS MIUI 11 (Android 10)
本体サイズ 縦162.6 x 幅74.8 x 厚さ8.96 mm
重さ 208 g
カラー チタンシルバーブラック
アイスブルー
ピーチゴールド
パールホワイト
スターリーブルー
ディスプレイサイズ・種類 6.67インチ有機EL
(HDR10+、90Hz)
デイスプレイ解像度 Full HD+(2340 x 1080ピクセル)
バッテリー容量 4780 mAh
(30W急速充電)
4500 mAh
(50W急速充電)
Qi(ワイヤレス充電) ○(30W急速ワイヤレス充電)
CPU Snapdragon 865
内蔵メモリ 8GB + 128GB
8GB + 256GB
12GB + 256GB
8GB + 256GB
12GB + 256GB
12GB + 512GB
外部メモリ ×
アウトカメラ画素数 1億800万画素(広角、F1.69、OIS)
1300万画素(超広角、F2.4)
被写界深度(F2.4)
マクロ(F2.4)
1億800万画素(広角、F1.69、OIS)
2000万画素(超広角、F2.2)
1200万画素(望遠、F2.0、光学2倍)
800万画素(望遠、F2.0、ハイブリッド10倍、OIS)
インカメラ画素数 2000万画素
対応バンド 5G :n1 / n3 / n41 / n78 / n79
FDD-LTE :B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17
TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41
WCDMA:B1 / B2 / B4 / B5 / B8
GSM:B2 / B3 / B5 / B8
SIMスロット nanoSIM x 2
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)
Bluetooth 5.1
USB Type-C
NFC
防水・防塵 ×
イヤホンジャック ×
生体認証 指紋、顔
2モデルの主な違いはカラバリ・ストレージ/RAM・バッテリー・カメラですね

まとめ

Xiaomi Mi 10 / Mi 10 Pro】(シャオミ・ミーテン/プロ)はグローバルで2020年2月14日に中国で発売した、Xiaomiのフラッグシップモデルです。

前モデルのMi 9から性能が大きく向上しましたが、価格もかなり高価になりました

5Gに対応したのも高価になった要因の一つでしょうね。

最新のCPU「Snapdragon 865」や最大12GB RAMを搭載し、複数アプリの同時起動も余裕でこなします。

さらに冷却性能も優れているので、CPU性能を最大限発揮できますよ。

108MPの広角カメラによる高画質な写真撮影はもちろん、8K動画の撮影にも対応しています。

価格だけでなく、性能も確実に進化したトップレベルのスマートフォンと言えますね