「OPPO A73」のスペックをまとめ、レビューをします。
OPPO A73は約3万円で買える安価なスマホながら、有機ELディスプレイや4眼カメラを搭載しているのが特徴です。
背面はレザー調の質感となっており、個性的なデザインに仕上がっています。
さらに4000mAhの大容量バッテリーを搭載し、eSIMにも対応しています。
価格・スペック・デザインとあらゆる点において魅力あふれるスマートフォンです。
OPPO A73のスペック
メーカー | OPPO(オッポ) |
発売日 | 2020年11月20日 |
価格(税込) | 30,800円 |
本体サイズ | 縦159.8 x 幅72.9 x 厚さ7.45mm |
重さ | 162g |
カラー | ネービーブルー、ダイナミックオレンジ |
ディスプレイ | 6.44インチ有機EL (2400 x 1080ピクセル) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
ワイヤレス充電 | × |
OS | ColorOS 7.2 (Android 10) |
CPU | Snapdragon 662 |
RAM・ストレージ | 4GB + 64GB |
外部メモリ | microSD(最大256GB) |
アウトカメラ | 1600万画素(広角、f/2.2) 800万画素(超広角、f/2.2、画角119°) 200万画素(モノクロ、f/2.4) 200万画素(ポートレート、f/2.4) |
インカメラ | 1600万画素(f/2.2) |
対応バンド | LTE: B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28, 38, 41 3G: B1, 2, 4, 5, 6, 8, 19 GSM: 850, 900, 1800, 1900 MHz |
SIMカード | nanoSIM + eSIM |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
コネクタ | USB Type-C |
おサイフケータイ/NFC | ×/× |
防水・防塵 | × |
イヤホンジャック | ○ |
生体認証 | 顔認証、指紋センサー |
公式サイト | OPPO A73 |
OPPO A73のオススメポイント
気になる点
- SIMカード(nanoSIM)が1枚しか挿入できない
- おサイフケータイや防水・防塵に非対応
OPPO A73の特徴・評価
デザイン | 3.5 |
携帯性 | 4.0 |
レスポンス | 3.5 |
ディスプレイ | 4.5 |
バッテリー | 4.0 |
カメラ | 3.5 |
価格 | 4.0 |
個性的なレザー調のデザイン
背面パネルにレザー調のデザインを採用しているのが特徴です。
フラッグシップモデルのOPPO Find X2 Proに似たデザインですが、実機の質感は価格なりといった印象です。
特に側面フレームはプラスチック感が強く、やや安っぽさがあります。
カラーはネービーブルーとダイナミックオレンジの2色です。
標準的なサイズかつ軽量で持ちやすい
サイズは縦159.8 x 幅72.9 x 厚さ7.45mmとスマホとしては標準的なサイズです。
一方で重さは162gとサイズの割に軽めで、実際に持ってみると数値以上に軽く感じます。
「Snapdragon 662」や4GB RAM搭載で普段使いには十分
CPUはミドルレンジ向けの「Snapdragon 662」を搭載します。
AnTuTuベンチマーク(v8)のスコアは18万点前後となっており、ブラウザや動画視聴など普段使いには十分な性能です。
ただし最新のゲームを遊ぶにはやや非力な性能なので、ゲーム目的の方にはオススメできません。
RAMは4GBを搭載しており、ほとんどの場面では十分な容量です。
6.44インチ有機ELディスプレイを搭載
6.44インチ有機ELディスプレイ(FHD+: 2400 x 1080)を採用しています。
画面占有率は90.7%と高く、約3万円という価格を感じさせないクオリティです。
ディスプレイ上部のノッチにはインカメラが搭載されており、顔認証に対応しています。
さらにディスプレイ指紋認証にも対応しており、スムーズにロックを解除することができます。
急速充電対応の4000mAh大容量バッテリー搭載
バッテリーは4000mAhの大容量を搭載しており、バッテリー持ちは安心です。
安価ながら18Wの急速充電にも対応しています。
ただし、ワイヤレス充電には非対応です。
超広角やポートレート撮影が可能な4眼カメラ搭載
アウトカメラ | 1600万画素(広角、f/2.2) 800万画素(超広角、f/2.2、画角119°) 200万画素(モノクロ、f/2.4) 200万画素(ポートレート、f/2.4) |
インカメラ | 1600万画素(f/2.2) |
背面には広角+超広角+モノクロ+ポートレートの4眼カメラを搭載しています。
超広角カメラは画角119°の広範囲な撮影が可能です。
また、背景をぼかしたポートレート撮影にも対応しています。
ウルトラナイトモードを使えば夜景を高画質で撮影できます。
対応バンドは充実しているが使えるnanoSIMは1枚のみ
対応バンド一覧
4G | B1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 26, 28, 38, 41 |
3G | B1, 2, 4, 5, 6, 8, 19 |
GSM | 850, 900, 1800, 1900MHz |
各キャリアの4Gバンド対応状況は?
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
4Gバンドは国内のキャリア全てに対応しています。
eSIMに対応しているのが特徴ですが、その代わりにSIMカード(nanoSIM)は1枚しか挿入することができません。
nanoSIM + eSIMの組み合わせであれば、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。
約3万円という安い価格は魅力的
価格は税込30,800円とかなり安めです。
安価ながら、個性的なレザー調のデザインや有機ELディスプレイは魅力的です。
その他にも4000mAhの大容量バッテリーや4眼カメラなど、コストパフォーマンスは優れているといえます。
まとめ
OPPO A73は安価ながらスペックやデザインに力の入ったスマートフォンです。
価格は約3万円と非常に安いにもかかわらず、有機ELディスプレイや4眼カメラなど上位機譲りのスペックとなっています。
また背面パネルはレザー調となっており、上手いこと個性を演出しています。
ただしCPUは価格なりの性能でブラウザは快適に動作するものの、ゲームを快適に楽しむにはやや力不足です。
またおサイフケータイや防水・防塵にも対応していません。
万能なスマホとは言えませんが、価格・スペック・デザインをバランス良くまとめたスマートフォンですね。