2020年5月より順次発売のスマートフォンXperia 10 II(エクスペリア・テン・マークツー)のスペックをまとめ、評価をします。
Xperia 10 IIはSONY(ソニー)から発売される4G対応のスマートフォンです。
ソニーのミドルレンジモデルで、2019年に発売されたXperia 10の後継機にあたります。
前モデルは日本で発売されませんでしたが、Xperia 10 IIはドコモ・au・ワイモバイルから発売されています。
今回紹介する製品
メーカー | SONY(ソニー) | ||
製品名 | Xperia 10 II | ||
キャリア | ドコモ | au | ワイモバイル |
型番 | SO-41A | SOV43 | - |
発売日 | 2020年6月25日 | 2020年6月4日 | 2020年5月29日 |
価格(税込) | 41,976円 | 49,990円 | 54,000円 |
Xperia 10 IIのオススメポイント
気になる点
- やや控えめのCPU性能
- やや控えめの4GB RAM
Xperia 10 IIの特徴・評価
デザイン・質感 | 4.5 |
携帯性 | 4.5 |
レスポンス | 3.5 |
画面表示 | 4.5 |
バッテリー | 4.0 |
カメラ | 4.0 |
機能性 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
デザイン・質感: 4.5
上位機種のXperia 1 IIや5に非常によく似た、直線基調のフラットなデザインをしています。
前面・背面には上位機種と同様の「Gorilla Glass 6」が使われています。
写真で見る限りでは上位機種との質感の差はあまり感じられす、クオリティの高さが期待できますね。
カラーバリエーションはミント・ホワイト・ブルー・ブラックの4色です。
個性的なミントをはじめとした豊富なカラバリですね。
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携帯性: 4.5
サイズは縦157 x 幅69 x 厚さ8.2 mmとなっており、スマートフォンとしては比較的コンパクトです。
幅が70mm以内に抑えられているので非常に握りやすいと思いますよ。
重さは151gとかなり軽量で、携帯性に優れていると言えます。
レスポンス: 3.5
2019年に登場したミドルCPU「Snapdragon 665」やRAM 4GBを搭載します。
WEBブラウジング・SNS・動画視聴など、大抵の作業を問題なくこなす性能です。
ゲームもあまり重いものでなければ、十分遊べる性能ですよ。
RAMも4GBあれば、普段使いで困ることはないでしょう。
画面表示: 4.5
6.0インチ有機ELディスプレイ(2520 x 1080)を搭載します。
最近のXperiaのトレンドである、アスペクト比21:9のディスプレイとなっています。
またXperiaのミッドレンジモデルとしては初めて液晶ではなく、有機ELが採用されました。
ディスプレイのスペックに関しては、ハイエンドモデルとの差が一気に縮まりましたね。
また2つのアプリを同時利用できる「21:9マルチウィンドウ」にも対応しています。
さらに2つのアプリを横にスライドするだけで、アプリの切り替えが可能な「マルチウィンドウスイッチ」にも新たに対応しています。
「21:9マルチウィンドウ」の使い勝手がどれほど向上したのかが気になりますね。
バッテリー: 4.0
バッテリー容量は3600mAhです。
ミドルレンジモデルとしては多めの容量で、優れたバッテリーです。
対応の充電器を使うことで、急速充電が可能です。
ちなみにワイヤレス充電には対応していません。
さらにXperia独自の機能として、充電時のバッテリーへの負荷を低減する「いたわり充電」や電池消費を抑える「STAMINAモード」にも対応しています。
カメラ: 4.0
- 1220万画素(標準、F2.0)
- 800万画素(望遠、F2.4、光学2倍)
- 800万画素(超広角、F2.2)
の計3つのカメラを搭載しています。
トリプルカメラはXperiaのミドルレンジモデルとしては初めてです。
望遠・超広角カメラの両方を搭載している点は評価できます。
カメラを3つ搭載していても望遠か超広角のどちらかが欠けているスマホが意外に多いですからね。
さらに「ナイトモード」を搭載しており、夜景のような暗いシーンを綺麗に撮影することができます。
ミドルレンジモデルですが、カメラ性能にも今までのXperia以上に力が入っているように感じます。
機能性: 4.0
音楽性能に力が入っており「防水・防塵」に対応しながら、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。
有線だけでなく、ワイヤレスでもハイレゾ音源を高音質で楽しめるコーデックのLDACに対応しています。
さらに圧縮音源をハイレゾ相当の高音質で楽しめるDSEE HXにも対応しています。
生体認証に関しては、側面の電源キーに触れることで指紋認証が可能となっています。指紋センサーと電源キーが一体化されており、今までのXperiaよりも利便性が向上しています。
外部ストレージはmicroSDに対応しており、最大1TBの容量まで対応しています。
コストパフォーマンス: 4.0
Xperiaのミドルレンジ初の有機ELやトリプルカメラを搭載しつつも、価格を5万円前後に抑えています。
中国メーカーのスマホと比べるとやや高めな印象です。
しかし国産スマホらしくFeliCaや防水・防塵に対応していることを考慮すれば、納得の価格です。
Xperia 10 IIをオススメしたいユーザー
- 高画質な有機ELディスプレイをお手頃な価格で体感したい
- トリプルカメラで様々なシーンを撮影したい
- コンパクトで軽いスマホがいい
スペック
メーカー | SONY(ソニー) | ||
製品名 | Xperia 10 II | ||
キャリア | ドコモ | au | ワイモバイル |
型番 | SO-41A | SOV43 | - |
発売日 | 2020年6月25日 | 2020年6月4日 | 2020年5月29日 |
価格(税込) | 41,976円 | 49,990円 | 54,000円 |
OS | Android 10 | ||
本体サイズ | 縦157 x 幅69 x 厚さ8.2 mm | ||
重さ | 151 g | ||
カラー | ミント、ホワイト、ブルー、ブラック | ||
ディスプレイサイズ・種類 | 6.0インチ有機EL | ||
デイスプレイ解像度 | FHD+(2520 x 1080ピクセル) | ||
バッテリー容量 | 3600 mAh | ||
Qi(ワイヤレス充電) | × | ||
CPU | Snapdragon 665 | ||
内蔵メモリ | 4GB + 64GB or 128GB | ||
外部メモリ | microSD(1TB) | ||
アウトカメラ画素数 | 1220万画素(標準、F2.0) 800万画素(望遠、F2.4、光学2倍) 800万画素(超広角、F2.2) |
||
インカメラ画素数 | 800万画素(F2.0) | ||
対応バンド | 未定 | ||
SIMスロット | nanoSIM x 1 | ||
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | ||
Bluetooth | 5.0 | ||
USB | Type-C (2.0) | ||
NFC | ○ | ||
防水・防塵 | IPX5/8、IP6X | ||
イヤホンジャック | ○ | ||
生体認証 | 指紋 |
まとめ
【Xperia 10 II】(エクスペリア・テン・マークツー)は2020年5月より順次発売のSONY(ソニー)のミドルレンジモデルです。
ミドルCPU「Snapdragon 665」や4GB RAMを搭載し、WEBブラウジングやSNSなどの普段使いには十分な性能です。
また、Xperiaのミドルレンジモデル初の「有機ELディスプレイ」・「トリプルカメラ」を搭載しています。
バッテリーも3600mAhとなっており、十分以上の容量です。
さらに「防水・防塵」に対応していながら、3.5mmイヤホンジャックを搭載しており音楽性能にも抜かりはありません。
カメラやディスプレイをはじめ、特に欠点の見当たらないトータル性能の優れたミドルレンジスマホです。