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POCO F2 Pro スペックまとめ・評価 | ミドルレンジの価格で買えるハイエンド

POCO F2 Pro_アイキャッチ画像

2020年5月に発売のスマートフォンPOCO F2 Proのスペックをまとめ、評価をします。

2018年に登場した「Pocophone F1」に続く、Xiaomi(シャオミ)のサブブランド「POCO」の新モデルです。

ハイエンドモデルにも関わらず低価格なのが売りで、非常にコスパの高いスマホです。

※新情報が公開され次第随時記事を更新していきます。

今回紹介する製品

メーカー Xiaomi(シャオミ)
製品名 POCO F2 Pro
発売日 2020年5月12日
価格 [6GB+128GB] 499ドル(約54,600円)
[8GB+256GB] 未定
ミドルレンジの価格帯でハイエンドのPOCO F2 Proが購入できてしまいます

POCO F2 Proのオススメポイント

5Gハイエンドスマホとは思えない価格の安さ
4700mAhの大容量バッテリー搭載
Snapdragon 865液冷による性能の高さ
ハイエンドにしては非常に安いですが、スペックに妥協は感じられません

気になる点

  • スマホにしては重め(219 g)
  • リフレッシュレート60Hzのディスプレイ
  • 防水・防塵に非対応
大容量バッテリーを搭載していると、どうしても重くなってしまいますね

POCO F2 Proの特徴・評価

デザイン・質感 4.5
携帯性 3.5
レスポンス 5.0
画面表示 4.5
バッテリー 5.0
カメラ 4.0
機能性 4.5
コストパフォーマンス 5.0

デザイン・質感: 4.5

POCO F2 Pro_外観

前モデルは樹脂を使った安っぽい見た目でしたが、POCO F2 Proはガラスパネルとアルミフレームの組み合わせで質感が格段に向上しています。

背面のカメラ回りが円形に縁取られており、カメラが強調されたデザインをしています。

前面はインカメラがポップアップ式となっており、格納されるのでスッキリしていますね。

POCO F2 Pro_カラーバリエーション

カラーバリエーションはサイバーグレー・エレクトリックピンク・ファントムホワイト・ネオンブルーの4色です。

携帯性: 3.5

サイズは縦163.3 x 幅75.4 x 厚さ8.9 mmです。

大きめですが、大型ディスプレイを搭載する最近のハイエンドモデルとしては標準的なサイズと言えます。

一方の重さは219gとなっており、かなりの重量級ですね。

4700mAhもの大容量バッテリーを搭載しているため重量増は致し方ありませんが、手にした瞬間に「重い」と感じるでしょう

レスポンス: 5.0

最新のハイエンドCPU「Snapdragon 865」やRAM 6GB or 8GBを搭載します。

ゲームやWEBブラウジングなどのあらゆる作業を余裕でこなせるでしょう。

RAMは容量の差だけでなく、8GBの方が最新規格(LPDDR5)となっており転送速度や電力効率が優れています。(6GBは一世代前のLPDDR4Xを採用)

予算に余裕があるのであれば、8GB版がオススメですね。

さらに冷却システムには液冷を採用しており、安心できる冷却性能です。

画面表示: 4.5

POCO F2 Pro_ディスプレイ

ディスプレイは6.67インチ有機ELディスプレイ(FHD+: 2400 x 1080)を搭載しています。

リフレッシュレートは標準的な60Hzに留まっており、90Hzや120Hzのスマホに比べると画面表示の滑らかさでは劣ります。

価格を考慮すれば十分なスペックであり、60Hzのリフレッシュレートは致し方ありません。

バッテリー: 5.0

バッテリー容量は4700mAhです。

スマホ最大級の容量となっており、バッテリー持ちを心配する必要はなさそうです。

急速充電は最大30Wに対応しています。約1時間でフル充電が可能です。

ワイヤレス充電には残念ながら対応していません。

カメラ: 4.0

POCO F2 Pro_カメラ

広角 6400万画素(F1.89、1.6μm 4-in-1、1/1.7インチ)
超広角 1300万画素(F2.4、画角123°)
マクロ 500万画素(F2.2、1.12μm)
深度測位 200万画素(F2.4、1.75μm)

背面に4つのカメラを搭載しています。

メインの広角カメラは1/1.7インチの大型センサーとなっており、高精細な写真が撮影できます。

超広角やマクロ撮影ができるのも便利ですね。

さらに深度測位カメラが搭載されているため、背景をぼかした写真が撮影できます。

カメラが4つ搭載されており様々なシーンに対応できますが、望遠カメラが搭載されていないのは弱点と言えそうです。

機能性: 4.5

ハイエンドモデルにしてはかなり安価ですが、しっかりと最新の5GやWi-Fi6(11ax)に対応しています。

ただしLTEの対応バンド(周波数)はかなり少なめです。日本ではソフトバンクでの利用になるでしょう。

ディスプレイ内には指紋センサーが搭載されており、指紋認証が可能です。

防水・防塵やmicroSDには対応していません。

コストパフォーマンス: 5.0

5G対応でSnapdragon 865を搭載するハイエンドモデルながら、499ドル(約54,600円)~という非常にコストパフォーマンスの高いスマホです。

5万円台半ばといえば、ミドルレンジの価格帯ですね。ミドルレンジを買うくらいなら、POCO F2 Proを買っておけと言いたくなってしまいます。

よりハイスペックなモデルが欲しい場合でなければ、非常にオススメです。

 

よりハイスペックなモデルなら、こちらがオススメ!

Xiaomi Mi 10 / Mi 10 Pro スペックまとめ・評価 | カメラと冷却性能がすごい

 

POCO F2 Proをオススメしたいユーザー

  • なるべく安く高性能を手に入れたい
  • バッテリー持ちを重視したい
  • ある程度重くても気にならない

スペック

メーカー Xiaomi(シャオミ)
製品名 POCO F2 Pro
発売日 2020年5月12日
価格 [6GB+128GB] 499ドル(約54,600円)
[8GB+256GB] 未定
OS MIUI for POCO (Android 10)
本体サイズ 縦163.3 x 幅75.4 x 厚さ8.9 mm
重さ 219 g
カラー サイバーグレー
エレクトリックピンク
ファントムホワイト
ネオンブルー
ディスプレイサイズ・種類 6.67インチ有機EL
デイスプレイ解像度 Full HD+(2400 x 1080ピクセル)
バッテリー容量 4700 mAh
Qi(ワイヤレス充電) ×
CPU Snapdragon 865
ストレージ・RAM 6GB (LPDDR4X) + 128GB (UFS3.1)
8GB (LPDDR5) + 256GB (UFS3.1)
microSD ×
アウトカメラ画素数 6400万画素(F1.89、1/1.7インチ)
1300万画素(超広角、F2.4)
500万画素(マクロ、F2.2)
200万画素(深度、F2.4)
インカメラ画素数 2000万画素
対応バンド 5G(Sub6): n77/n78
4G(FDD-LTE): 1/2/3/4/5/7/8/20/28
4G(TDD-LTE): 38/40/41
3G(WCDMA): 1/2/4/5/8
3G(EVDO): BC0
2G(GSM): B2/B3/B5/B8
SIMスロット nanoSIM x 2
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)
Bluetooth 5.1
USB Type-C
NFC
防水・防塵 ×
イヤホンジャック
生体認証 指紋(画面内)
[8GB+256GB]モデルの価格も気になりますね

まとめ

POCO F2 Pro】は2020年5月にXiaomi(シャオミ)から発売されたスマートフォンです。

5G対応やハイエンドCPU「Snapdragon 865」を搭載しながらも、499ドル(約54,600円)からの非常に安い価格が特徴です。

スマホ最大級のバッテリーや液冷システムなど、安価ながらスペックに抜かりはありません

ミドルレンジモデルの存在が危ぶまれるほどコスパが高く、スペックが魅力的なスマートフォンです。